2016年12月30日金曜日

アジ干物は寒風が吉

干物つくるなら、仕入も仕込も今でしょ!

2016/12/30 アジ干物作り 


28日に爆釣したアジ。

小さいのは南蛮漬け

少し大きいのは、アジフライと干物。

大きいのは3枚に卸して、お刺身とナメロウに。



アジの干物作り。

実は以前干し網使って干していたら猫に網を破られ、ひどい目にあったことがあり、それ以来外干しは封印。
冷蔵庫でピチット干物にしていましたが、今回は数が数なので外干しを決行しました。

29日の夜から30日午後まで。
丁度いい塩梅に、雲ひとつない空でかなり冷え込んで風も少しありました。

カラッカラの空気。
寒くて猫もハエもおとづれず訪れず。

ベストコンディションで無事作成完了しました。

干物は冬寒い日の寒風干しがいいようですね。











小さくても脂の乗った湾アジの干物、旨みがあって骨もバリバリ、味もサイズもいうことなしでした。

(今回は数が多く、下処理の都合とストックスペースを考えて、頭落としました。)

2016年12月29日木曜日

湾奥LTアジは It's automatic♪

終わり良ければ って感じです ^^/

2016/12/28 浦安 吉野屋 



ここのところ、いい思いをしているのですが人間の欲というのは際限がないもの。
後ちょっと数が出れば・・・ と思うことしばし。

今年も最後、釣りしたなって気分になりたくて、ここのところ長期安定の湾アジに行ってきました。
アジフライも干物もストックがなくなり、「アジ行け」という指令も出ていたので目標は30匹。

フライングで一日早くお休みをいただき、28日御用納めの朝5時、吉野屋へ。




まだ客ゼロだったので取りあえず右艫の札を取りましたが、結局この日のアジ船釣り客は満留和を入れてたったの3人。
しかも私以外のお二人、船宿関係者親子ペアでしたので実質客一人だったみたいです。
今年は長期安定、直近も連日好調のアジですが、世の中そんな暇じゃないということでしょうか・・。





この日の作戦、

「30釣れたら、泳がせ~」

予報通り北風が結構吹く中7時に出船。向かったのは盤洲のポイント。
「はい、やってみて~。棚は3から4m。水深は20m、根があるから気を付けて~」
のアナウンスでスタート。
最初はコマセの出方も確認したほうがいいので、軽めに入れて早目に打ち返して様子みるつもりでしたが、底2mコマセ2度振って1m上げてまた振って待つとすぐにククッ。一投目から来てくれました。
コマセ詰め直して、仕掛け下ろしてコマセ振るとまたククッ。
あら、空振りなしの2連荘。珍しいね  何て思ってたらいきなりスイッチが入ったみたいでその後はバリバリって感じで掛かって来ました。

2匹3匹当たり前って感じで多点掛けになります。結構上あごに掛かっている率も高く追い食いさせやすい状況でした。
たまにジャリサバが掛かってきますが、アジ優勢でした。
風が強く船は同じ向き、同じ場所にとどまっていますが道糸の向きが艫側に流れたり舳側に流れたりと、頻繁に変わっていたので潮の流れも良かったんだと思います。

入れ食い。
コマセ詰めて、仕掛け入れて底切って1mからコマセ振って2mから3mで待つ。
それだけで勝手に魚が掛かってきます。

It‘s automatic ♫

しかも空振りなし、
しかも終日。

目標の30匹は開始1時間足らずでクリア。






折角だから泳がせはもう少し釣ってからと思っているとどんどんバケツにアジが溜まっていきます。
50匹になって一度クーラーに移しましたが、空のバケツにまたどんどん魚が溜まっていきます。






途中船長が回って来て、
「何匹釣れた?」って、30匹ほど入ってるバケツ覗いて、「えっ、これだけ?」と。
「いや、クーラーに後50ぐらい」と答えて、船長さん納得して戻って行きました。



まじで帰ってからの始末を心配しなければならない状態になってきたので、釣れても釣れなくても泳がせに切り替えようと操舵室に行って、

満留和「ヒラメとかいますかね~」

船長「浅いからどうかな?」

満留和「泳がせやっていいですか?」

船長「いいけど、アジもやってね」


ん~。
やめようと思っていたのにプレッシャーかけられてしまいました。

年末営業も後2日で明日明後日はラストスパートですから、この日はいい釣果だしたいということもあったんでしょうね。






泳がせは、予想どおり竿出しただけ~で終わりました。この間消費アジ3匹。

アジのほうは?、というと 少しペースダウンさせながらやりますがそれでも釣れてきます。
コマセバケツが空になったのが12時。風が強くなるので1時で早上がりするということもあり、ここでアジは終了しました。

結局 111匹(持ち帰り108匹)




釣りも未体験ゾーンでしたが、帰ってからの始末も未体験ゾーン。
取敢えず全部ウロコひいて、頭落として、内臓取りまでやりました。明日が年末ゴミ最終日。

40匹アジフライに、小アジ10匹ぐらい南蛮漬けに、その日の晩酌に数匹ナメロウにしました。
残り半分どうするか、取りあえず朝食にアジの塩焼きとお刺身食べてそれから考えます。

いや~、それにしても神様みてたんですかね?
最後にこんな大釣りできるとは思っていませんでした。





道具  竿 ダイワ aグリップネライ MH
 リール フォースマスター2000 3号巻き 
仕掛 天秤腕30cm コマセカゴ+錘60号 フロロ2号2m ムツ10号3
    クッションゴム 1.5mm 30cm 
               

餌  アカタン(支給)のみ   アオイソメ(支給)は使わず

釣果 アジ 111匹 (15cm ~ 30cm)持ち帰り108
ジャリサバ 5匹 リリース



2016年12月27日火曜日

自作フグカットウ


備忘録(自作フグカットウ)

2016/12/27 フグ カットウ作り 



フグのカットウ仕掛け。
湾フグも外房フグも中途半端なので、やるたびにに仕掛け選択に迷う
釣具屋さんに行くとカットウは結構なお値段、しかもバリエーションが半端じゃなく、買うにしても真似して自作するにしても迷ってしまう。

色々試してみた現在のところの結論は、・・・・

よくわからない 。



なので、釣れる釣れないは置いておいて、自分的に大事にしたいポイントで自作することに。


・(餌針もそうだが)カットウ針は針先、形状ともにいい状態であること。
  これは、なまったり変形したららすぐ交換できることと、タックルボックスの中でも針先がガードされているということ。

・船上で交換作業が容易なこと。
 カットウ針を簡単に交換ができること。さらに、全部を作り直してもそれほど時間を掛けずに船の上でカットウ仕掛け一式を作れること。

・それと材料費が安いこと



   餌針にハリスを繋ぐ。
針はタチウオ針3/0、ハリスはナイロン10号で40cm。
    ナイロン使う理由はオモリの中で擦れないような気がするから。
  太さは治具使わず、手で結べるほぼ限界が10号。








   枝針ハリスを錘に通して折り返し、エダス接続用の小型サルカンを結ぶ。
錘の上下にはゴムチューブやソフトビーズなどを挟みます。ハリスガードのためと、餌針を固定しやすくするため。


針、ゴムチューブ、夜光玉やビーズ、錘、夜行玉やビーズ
の順で糸を通してまた折り返す



折り返した糸の先にサルカンを繋ぐ
あまり小さなサルカンは後からのハリス結びが
難しくなるので注意




錘上側のビーズのの糸を8の字で結んで決め、
リーダー/道糸を繋ぐサルカンを繋ぐ



   カットウ針にハリスを繋ぐ。
ハリスはフロロ8号30cm。
エダスの先に一目コブを作り、先をカットウに通してさらにコブに通す。
コブを締めて、さらに先で元糸を絡めて一目コブを作る。
両方のコブを締めてから元糸を引いて完成。
針先は全てビニールパイプでカバー。














   錘餌針とカットウ針は別々で保管、持ち運びして接続は船の上で。
仕掛け糸の絡みもなく、すっきりと収納。
  それと、仕掛糸の絡みや撚れがなくなるので、釣ってる最中のカットウ針絡みがなくなる。

市販品も使い終わった後カットウ針だけ捨てて再利用




錘の形や色にこだわると結構原価は高くつきますが、裸のナツメ錘や丸錘を使えば安く済む。
カットウ針も使い捨てと考え、バラ売りの安いカットウを使えば、1セット100円から200円ぐらいで作ることができる。

根がある場所では、錘の色や形(遊動式など)にこだわるより、安い錘で根掛かりを怖がらずに攻めた方がいいかも知れない。

仕掛けにこだわれば、へた腕をカバーできるかも知れないと思っていたが、どうも違うんじゃないか?という気がしてきたこの頃。
仕掛けで差が出るのは、ある程度以上の技術があってのこと。ヘタがあれこれこだわるのは豚に真珠じゃないかな、と。そして、達人になればまた弘法筆を選ばずになるんだろうな、多分、と。





2016年12月25日日曜日

時化で中止のバックアップはフグ♪

 自覚症状はないんですが・・・

2016/12/25 大原 孝栄丸 



楽しみにしていた23日椿丸アマダイツアーは時化で中止。

日曜はかなり回復しそう。今年も残すところ・・・って考えると、とっても迷いました。
中止になったアマダイは勿論第一候補。アジフライのストックもなくなり「アジ行ってこい」という指令も承っています。

でも、心の中で誰かが、あれ行け、あれ行けって囁くんですよ。


満留和「日曜日、一人ですけど乗れますか?」

女将さん「はい、大丈夫ですよ」

満留和「(念のため)フグですよね。」

女将さん「はい。集合時間は445分です。」


時化の前は、ずいぶんと景気が良かった大原のフグ。大釣りの欲望妄想を抱いて行ってきました。



ピンボケ 釣りもへただが写真もヘタ



4時に到着すると孝栄丸の船の前には結構車が並んでいました。世の中はクリスマスですが。

荷物降ろして支度してると、船長が到着。

満留和「昨日はどうだったんですか?」

船長「ん~。アカメは釣れたんだけどね。」 と、やや言葉を濁す感じ。

時化の影響が残っているみたいで、ショウサイフグの数は伸びなかったみたいです。
実は、他船の情報ですが、前日の釣果はかなりの渋々で出ていたので、もしかしてと思ってやって来たらやっぱりという感じ。大釣りの妄想は取敢えず封印しました。


フグにしたのは、大釣り妄想もありましたが、自作カットウを検証したいことや根での釣り方をお勉強したかった事などありましたから、それでも期待は十分でした。
で、本日の作戦、

「根は一本針でガンガン攻めろ」


この日の乗船客は16人、釣り座は船長から左前3番を指示されました。
フグは福(フク)に通じますから、年末年始は人気ですね。




5時過ぎに港を出て、ゆっくりと北上。
風はないんですが、はるか沖の低気圧が寄せてくるうねりがあって、船は結構揺れました。
1時間ほどかけて大東沖に到着。


船長「ここから始めていきます。根が少しあるから気を付けてください。」 で、スタート。水深は20m。


根があるって聞いて、「ロスト上等」の1本針仕掛けにしようかとも思いましたが、まだ真暗でしたから予定どおり夜光オモリつけた2本針でスタートしました。

しばらく誘ってみますが中々アタリが来ませんでしたが、頑張っていると、空が白み始めたころ、やっとゴッって感じで来ました。




初日が出て、取りあえずホッって感じでした。
この場所では、結局2匹止まり。2匹目はガツンと来てくれましたが。






それと、チビタコ。

これもピンボケ へただね~


根掛かりしたと思って糸緩めて竿を煽ったり、糸引っ張ったりしていたらノソッと何から付いた感じで外れました。てっきり石でも釣れたと思って上げたら小さいタコが付いていました。
イイダコの大きいのと思いましたが、帰ってからよく見たらマダコの小さいのでした。




次に移動した先はアカメフグ狙いの根でした。

「ロスト上等」1本針に替えて、
ガンガン攻めます!!

って嘘です。
まわりの方が結構いきなり根掛かりしているのみてチビって、少し宙の釣りにしました。


底ついたら即糸巻いて底を切ってそこから誘います。
下限はカットウ針が底に触るところまで。
ただ空合わせするだけではなく、ゆっくり上下させて誘ったり、カワハギみたいに上で誘ってゆっくり下ろして下で掛けるみたいなやり方とか、色々やってみました。

何がよかったかわかりませんが、

アカメ2本釣れました。♪~
しかも、35cm 、30cm の堂々とした体躯。ガツーン♪~
しかも1匹は♂。白子付き。♪~






8時を回った辺りだったでしょうか、移動して大原方面に戻りました。

でも反応が薄かったみたいで、1回流した後また大東沖へ。
前半より陸よりの砂地7mぐらいのところです。



船長から「底べったりだと釣れないかもしれませんよ~」とアナウンス。
なので、宙の釣り続行しました。

バリバリって感じではなかったですが、ポツリポツリとそれなりに乗ってきてくれて。








7匹追加できました。


掛け損ないが結構あって、そいつらが釣れれば倍ぐらいに数は伸びたと思います。

で、色々とまた新たな宿題が出来てしまいました。
また近いうちに行くことになるんでしょうか?

自覚症状のない中毒の進行のような気もします。




港戻ってフグ捌いてるの見てたら、アカメ捌いてくれてる船長から「あ、白子です。」
アカメの旬って今なんですね。知らなかった。

家帰って、早速白子の塩焼き食べました。
極旨でした。

追記 アカメの白子は本当は食べちゃいけないところで、食べるんなら自己責任というご指摘をもらいました。読まれた方へのご注意という事で追記しておきます。(2016/12/28)








道具  竿 浅草釣具オリジナルフグ竿(竿先 外房用)
 リール abu orangemax 左ハンドルPE1号 
仕掛(上)カワハギ用胴付き仕掛 + フグ食わせ針ハリス5号5cm
          仕掛(下)#1 自作 オモリ25号 30号 (夜光、金ピカ、赤) 
                カットウ ハリス15cm 25cm 2本針
エサ針  タチウオ3/0



#2(根用) 自作 オモリ25号  (丸鉛) 
                カットウ ハリス15cm 1本針
エサ針  タチウオ3/0




餌  アオヤギ 2パック(支給) アサリ塩漬け(持ち込み)

釣果 ショウサイフグ 9
アカメフグ 2匹 (白子1)
マダコ  チビ1杯



備忘録
自作カットウのこと
作り方の簡便さ、船上での取り回し、釣れ具合を含めてほぼいいんじゃないかと思う。
作り方は自分用に記事アップすることにする。
今回は、仕掛けを2個ロストどちらも夜光で高いやつ。
アカメは根用で作った安い鉛玉の1本針で釣れた。腕が良ければもう2匹ぐらいは釣れていたので、日が昇ってからの根掛かりありの場所はこれで十分かも知れない。
アピールだけなら、夜行玉使わなくてもケミホタルとか色々他にもありそう。

釣り方のこと
今回は、ほぼ終日錘を浮かしての釣りだった。
宙の静止状態でアタリが出た際にそのまま掛けようとすると中々ヒットしない。
仕掛けを下げている途中とか、下げ切ったところで来るアタリは結構ヒットしやすい。
この辺ちょっと課題に残った。
誘い方は、ただ空合わせだけではなく色々バリエーションを持って試してみるのが吉のよう。

餌のこと
今回もアサリを餌針に付けてみたが全く喰わなかった。
餌針にも付けてみたが喰われなかった。
アサリはダメと結論。