2021年8月2日月曜日

ヒラメ・イカリレー

三陸 ヒラメ〜イカリレー

 

 

2021/07/31 宮古港磯鶏 平進丸  ヒラメ・スルメイカ

 

 


7月入ると三陸では夜イカ釣りが始まります。

ムギからスルメ、涼しくなってくるとヤリイカに移っていきます。

 

7月入ったら早速行こうと思っていましたが、色々と野暮が重なったりして行けずにいました。

イカはこちらでも人気種目なので、船宿に予定表が立つとすぐ満席になってしまうのも行けずの理由です。

 

そうこうしていた30日、宮古の船宿HPでヒラメ・イカリレーの予定を発見。

翌31日(土曜)午後の予定で予約はまだ3人。

パクっと電話しました。

 

ヒラメは(間がだいぶ空きましたが)前回からの連荘種目。

段々にサイズアップしてきているようですし、リレー船は短期決戦、考え温めていた仕掛けを作ってためしてみました。

 

午後3時出船ということでしたので、1時間ちょっと前に宮古に入り、船着き場に向かう前に少し離れた宮古市場に行って氷を調達。

三陸の船は氷支給がない場合が多く、各自用意が基本です。

宮古市場には、市場御用達の製氷塔がありますが、一般者でも300円入れれば、30kg氷が買えます。

船に乗せるクーラーとは別に大き目のクーラーボックスを持っていき、それに氷をストックして船に向かうのがだんだんにルーチン化しつつあります。

 

3時少しまえに釣り人が全員揃ったということで出船、ゆっくり進んで湾口のポイントでヒラメ釣りが始まりました。

根掛かり注意というアナウンスだったので、気持ち高めの棚で待ちました。ぎりぎりの高さで待つとアタリがあった時、竿先を落とすことができないからです。

 

遠くの陸はガスが掛かっていました。
三陸ヤマセ現象だとか



チャンスは2流し目に到来しました。

当たったか当たらないかの微妙な動きが暫く続き、知らん顔して待っていると少し引き込みます。

そこでも知らん顔して竿先を送り込んでやると、グイグイと。

そこでも、1,2,3と数えてタイミングを待ち、4でオリャーと合わせました。

大物の気配ぷんぷんでしたので、ドラグも緩めて相手の言う事を聞きながらゆっくり上げてくると

デカイのが来ました。

 

船長にタモで上げてもらって、船中1匹目の大物ゲット! 


60cmヒラメ







と、ここまでは良かったのですが好事魔多し、大事故が発生しました。


ヒラメから仕掛けを外そうとした瞬間、ぶらぶらしていた親針が右手の親指にグサッ。

取りあえず糸切って、自分で抜こうとしましたがうんともすんとも動きません。

船長にヘルプ頼んだら、プライヤーを持ってきてくれて、

船長「普通の針ですか?」

満留和「そうです」

船長「抜きますよ」

と、言うやいなやグイッと抜いてくださいました。

最後はもちろん

満留和「ギャー!」 で締め。

 

細い針はこれまでに何度かありますので、自分で抜けるかと思いましたが、丸セイゴ17号は抜けませんでした。仕掛けの取り扱いは十分な注意が必要ですね。

 

それにしても不思議なのは、針ぬいた傷、最初はもちろん血が出ていましたがティッシュで押さえていたら血も止まり、痛みもほとんどなく済みました。

 

この大事故の所為という訳ではないのですが、前半の部はその後釣果なくこの1枚で終了しました。

 

後半は6時ごろから、錨卸してライト点けての掛かり釣りいわゆる夜焚きイカでした。

釣りスタイルはジギングが主流ですが、サビキもOK。ただし錘は100号以上。この日は潮が早く150号を指定されました。

 

直結にしようかブランコにするか迷いましたが、日和ってブランコにしました。

サバにも大分じゃまされましたので直結が正解だったかもしれません。次回が男は黙って直結でいきます。

 

釣果は大小混ぜ混ぜで15杯。終盤盛り上がって、船長も残業してくれましたが、もひとつ伸び悩みました。

釣れ過ぎると次行けなくなりますから と、負け惜しみをして お終い。


まな板からはみ出し~♪

P.S. イカの写真取り忘れました。ムギはイカ飯に、スルメは塩辛加工とご近所へ。

 

道具

ヒラメの部仕掛 親針 丸セイゴ針17号(夜光玉ストッパー)

孫針 チラシ針 共 丸セイゴ17号 スイベル接続

           ハリス6号 1m前後  捨て糸5号 50cm弱 幹糸8号 1

錘 50号
イカの部仕掛  布巻きスッテ4本+餌巻きスッテ1本 ブランコ
          ハリス6号 枝4号
          錘150号  

餌  ヒラメの部 マイワシ20cm前後(支給)

    イカの部  サンマ塩漬け(餌巻き用 持参)  

 

釣果  ヒラメ   1匹 60cm+ 

     スルメイカ(ムギまじり)   15

     

    

(備忘録)

 

ヒラメ仕掛けの事

親針の先に孫針を結ぶのではなく、小さいスイベル結びスイベルを通して孫針ハリスを結ぶ。

これで、孫針ハリスの長短調整と痛んだ孫針交換が楽になる。

イワシへのスイベルの負担が気になったが、今年のイワシの大きさなら大丈夫とみた。




 

孫針はトレブルフックを止めて親針と同じ丸セイゴ17号(シングルフック)にした。

トレブルフックは外れやすい、折れやすいというのが満留和の印象。

今回は大物ヒラメのかんぬきにしっかり掛かってくれていた。

 

ついでにチラシ針も追加した。

釣果がなかったので効果は不明。


普通の針のほうが懐が深くイワシに刺しやすい
大物掛かった時も安心できる