2015年7月8日水曜日

絶品アジ 雨ニモマケズ

絶品アジ 雨ニモマケズ 

2015年7月 5
船宿 浦安 吉野屋
釣果 アジ 25匹 シコイワシ、カサゴetc.   

7月4日の土曜日に師匠とご一緒する予定だったんですが、海の予報悪く前日夕方に順延の連絡をもらいました。なので手持ち無沙汰。朝一番で医者に行って持病の薬もらって来てさてどうしましょうか?

「映画行く?」
「同意!」

ジュリアン・ムーア主演の「アリスのままで」を観に行きました。テーマは若年性アルツハイマー、シリアスなヒューマンドラマです。
この手の映画は暫くご無沙汰していましたが、先日ラジオで浜村淳さんがあらすじ紹介していまして、浜村さんの名調子を聞いている内にとっても観に行きたくなりました。

でも・・・、素直な感想。 
本編より浜村淳さんのあらすじ紹介の方が面白かった。

で、その帰り道
 「明日行くの?」
 (待ってました)
 「行きます」
 「じゃあ、沢山釣ってきてよ」
一応、商談成立しました。

翌日も雨。予報ではほぼ1日雨ですが海は凪のようで、浦安吉野屋に早朝電話したら「全船でますよ」ということで少し迷ってアジに決定。
太刀魚も始まったようですが、沢山釣れる可能性のあるのはアジしかありませんから。
宿に5時半頃ついたらさすがに客足疎らで、アジ船はまだ右艫に並びで2名様のみ。左艫の札取って、今日はコマセ効かないかも・・なんて思いながら待合でまったりしていると、雨の中お客さんがどんどん増えていきます。ほんと皆さん釣りバカですねぇ。

道具持ってヨタヨタと船に向かうと、太刀魚船長が荷物持ってくれて船までエスコートしてくれました。太刀魚のこと聞いたら、今の時期はエサ釣りなんだけど、バスフィッシングとかルアーフィッシングのイメージなんだそうです。ゲーム性があって面白いですよ、って。
次回は・・・かな?

アジ船も結局片舷5名、10名まで増えました。
7時少し前でしたが、舫を解いて出船。1時間ほどかけて小柴沖到着。
しばらく潮回りして、ポイント決定。
「じゃ、この辺からやってみます。」の合図で一斉に仕掛投入。

この日道具
竿 プロマリンのバトルステック 小物用のグラス竿です
リール アルファ マイコンスピード250 道糸2号
仕掛  ビシ80号
    ハリス2号 金9号 3本仕掛 (入谷の釣具屋 特価品)

前回、Y名人にリコメンドされた市販仕掛。入谷の釣具屋さんで特価で売っているものを使いました。いままで自作していましたが、暫くはこれでいくつもりです。
竿は錘80号ではやや垂い感じですが、LTアジなのでそんなにビシビシとビシを振る必要も無いし、ちょっと大きいアジが掛かると竿が根本まで入る感じで結構面白かったです。
ビシは40号ぐらいでもいいらしいのですが、軽いビシはコマセ容量も少なく、ヘタ釣り師は持っていません。

初回はスカ。二回り目もスカ。少し移動して三回り目でやっと当たりがでました。
棚は1から2mの指示。
普通はこの1から2mの幅でコマセを撒いて仕掛を同調させるイメージですが、この日は浅場ですが、下げ潮で潮が速かったので2mデッドで小さく2度ほど振ってそこで待ちました。
アタリがなければゆっくりと竿を上げ下げします。大抵の魚・烏賊は落ちてくる餌に弱いですから、アジがそこにいると信じてエサを落としてやる演出をします。
それでだめなら再度落として棚取り直してコマセ振ります。

この日の小柴アジは活性が高いとは言えませんでしたが、ポツポツと上げることができ、お昼前に15匹。30匹以上は持って帰っても面倒なだけなので目標基準は20匹。後少しです。

次第に食いが落ちてきて移動しますが、ちょうど潮止まりとなり潮が動かなくなりました。
潮が速い時はコマセを大きく振ると、そのコマセの流れに乗ってアジも流れてしまうので振るポイントと量を絞ります。
逆に潮が止まった時には大きく振ってコマセの帯を作り仕掛けを同調させて魚を寄せるイメージにします。底1mから2mの幅で2回から3回ぐらい大きくゆっくり振ります。
最初は活性が低く底に沈んでいると考えて、底1mで待ちました。予想通りにアタリは出ましたが底のアジは針掛かりが悪く、相当の率でバラしてしまいました。
なので、棚位置を再度2mに戻しました。ポツリ・・・ポツリ・・・でしたが少しだけ数が伸びで25匹で終了。

船宿情報でこの日の釣果は5~25。一応竿頭だったようです。Y名人がいればその倍は釣っていたんでしょうけど。

横浜沖、小柴沖のアジはホント美味しいです。
取り敢えず、その日の夜はお造り、なめろう、塩焼にしましたが、いつもはサイレントな方も「美味しかった」と仰っていました。