2023年12月6日水曜日

夜のヤリイカ行ってきました

夜のヤリイカ行ってきました

 備忘録。写真なしです。

   2023/11/30  出船15:00 帰港22:00

   三陸宮古 磯鶏 平進丸

   ヤリイカ


今の時期、岩手の沖釣りで一番盛り上がっているのは夜のイカ釣りでしょう。どの船も(HPのある船ですが)、予約/出船情報と釣果情報でいっぱいです。ということで、満留和も行ってきました。


実は・・、その1

当地の夜焚イカのスタイルは、イカメタルが主流です。でも、満留和は電動・胴付です。理由は・・、特にありません。多分 頑固の入り口に差し掛かっているんだと思います。


実は・・、その2

9月に1回行って来ました。この時は全く釣れず、驚愕のオデコ。船全体も渋かったんですが、全く乗って来ませんでした。因みにこの時使ったスッテは、以前沼津で使った4号浮きスッテ。

そこから深い悩みが始まって、標準夜焚イカ仕様では宮古のイカは釣れないんじゃないかと夜も寝られなくなってしまいました。


実は・・、その3

リベンジする気もあまり起こらず、この日は沖メバルに予約していたんですが、前の日の予報が悪く宿から「朝は出船できません」の連絡。

満「やっぱりね。しょうがないね。」

船「午後からは風収まるんでイカは出るんですけどね。」

満「じゃあイカに乗っけてください。」

で、即バイト。船長に聞いたら胴付なら錘は50号、スッテは11cmプラヅノの新品がいいとのこと。


おでこ喰らってから、悩み苦しみ色々調べたところ、夜イカでもヤリは浮いてこないことが結構あって、基本底でネチネチやる釣り方あっているらしいと。で、底でネチネチなら浮きスッテよりプラヅノの方がいいんじゃないかな~なんて想像してましたから、船長アドバイスでプラヅノ仕掛け一択でやってきました。

作って持って行ったのは、上から ピンク、緑、赤、薄青、紅白スッテ、青の6本仕掛けを4セット。枝間は120cm、エダスは10cm、幹6号枝3号。

錘は50号(指定)、上にネチネチ用に中錘10号付けました。


釣行詳細は省略ですが、釣果は54杯(ヤリ52杯スルメ2杯)で、いい日に行ってこれました。ただ、イカも釣れましたがサバの猛攻もすごかったです。途中サバブロックで全く下に落ちていかない時間がありましたし、イカが掛かると単独で上がってくることはなく、必ず途中でサバも付いてきました。サバの邪魔が半減していたら束釣りだったと思います。

それでも、4点掛けなんかも何回かあり、久しぶりにイカ釣った気分になりました。


備忘録(ほぼ全てサバ対策 サバを意識して準備すること)

・サバ外しを忘れずに持っていくこと

・ツノの移動結びがサバで何回か外れた。締め込みを改善すること

・枝間はもう少し長い方が、上げた時の取り回しは楽

・道具の置き場所、バケツの位置、基本徹底

      





2023年11月2日木曜日

三陸白子祭り ♬~



2023/10/28 宮古 磯鶏港 平進丸 タラ 


タラ釣りに行って来ました。

三陸では10月の中ごろからタラ釣りが始まります。狙いは白子の入った大ダラ(GT;ジャイアントタラというらしいです)です。


時期は10月後半から、12月まで。遅くなるほど白子のサイズアップしそうですが、産卵が近づくと警戒心が強くなり喰いが悪くなったり、産卵後になったりと時期の選択は結構ビミョーです。


実は今回、予定日が釣行間近になって天候が怪しくなり結局直前になって沖の深場は取りやめになってしまいました。それで船長に無理いって前日定員止めのところに割り込みさせてもらいました。


さあ、吉とでるか凶とでるか。


当日は4時集合、集合次第出船ということで30分程前に船に乗り込みあれやこれや準備しました。深場の釣りは道具も多いし、準備も多いので小心者には準備完了まで心配の種がつきません。


道具揃えを終え、餌のサンマの切り出しを始めたころに出船、場所までは1時間半ほど掛るということで、準備完了したところでしばし仮眠をとりました。因みに座席は右の胴の間です。


ポイントにつくと



、船長が準備を促し、みなさん整ったところで船長合図で開始です。

こちらのタラ釣りは、艫から順番に投入していきます。入れ損じたら1回休みがルールですが、ここの船長は優しいので、もたついても入れ終わるで待っててくれます。


錘は350号指定、餌はサンマ激奨、針は(ムツ)20号以上推奨で、深さは230mぐらいでした。


針数は自由でみなさん、多めでしたが満留和はムツ23号の4本で出しました。

根掛りの多い場所で終始するので多点掛けはリスクが大きく、針数を多くしても高級サンマ餌の必要量が増えるだけなので。


3本でもよかったのですが、1番上に前の日買ったサバや小イカを付けて実験したかったので。 でも、結局1番上にはサンマに替えてからも1度もアタリがなかったので次回からは3本にします。


さて、釣況は?というと1投目から来ました。

底に着いて、10mほど上げて落としなおして、底を切ったら即アタリました。

いい感じでガクガクしたのでタラの予感100%で巻きあげてビンゴでした。


2投目も早々に同型がアタリました。根掛りが嫌なので初心に戻って底立ちしたら1.5mぐらい切って、その代わりまめに底立ち取り直して餌を動かしてみました。(本人がそう思っているだけかも)


3投目4投目は、掛った(はず)後巻きあげ途中で裏の仕掛けと絡んでスカでしたが、その後は再度連荘モードに入り、投入ごとにタラが上がってきました。




8投目までで、6本50cm凸凹の中で1本80cmオーバーの状況。クーラーボックスもほぼ満タン状態になりました。




帰った後の労働も心配になってきて、後1回でおしまいと決めた9投目。

何度か底を取り直していると、竿がグイっと入っていって一瞬 根掛り!と思いましたが重たいながらもリールが巻けることを確認。2mほど巻いたところでガックンガックンと生物反応。上がってきたのはこの日2本目のGTでした。


これでこの日は自主早上がりとしました。

船はその後2,3回投入があって納竿、帰船となりました。


釣れたタラの8本のうち6本に白子が入っていました。大タラの白子は圧巻です。

ボスと二人じゃ食べきれないので、あちこちおすそ分けして喜ばれました。





                   




メモ


道糸8号

幹糸ナイロン24号 枝間1.2m

エダス ナイロン16号 60cm

ステ糸 ナイロン16号 1.5m
針   ムツ 23号(下田漁具)

オモリ 鉄筋350号

餌 サンマ 3枚おろし後縦3つ切り

  赤いか(タコベイトのかわり)

  サバ(効果不明)






2023年8月21日月曜日

三陸ヒラメはデカイ

 2023/08/19 宮古 磯鶏港 平進丸 ヒラメ

久しぶりに釣りに行ってきました。

BLOG更新はもっと久しぶりですが・・・。


前回行ったのは去年の11月のタラ。その後雪のシーズンは巣ごもりで、3月にカレイでもと予定していたら、前の日の夜中に右足踵に激痛が走りキャンセル。

病院に行ったら、痛風でした。タラの白子の祟りでしょうか。薬は飲まなくていいということだったんですが、痛みのぶり返しが何度かあって釣りから遠のいていました。


さて、当地岩手の夏の釣りものは、朝のヒラメか夜のイカのほぼ2択になります。

今回はヒラメ。数はそんなにでませんが、型のいいのがでます。少ないチャンスをものにして大物を釣るという感じでしょうか。掛け損じを減らすべくちょっと工夫した自作仕掛け持って行ってきました。


朝4時半出船ということで、3時過ぎに宮古に到着。漁港にある、製氷塔で20kg300円の氷を仕込んで、磯鶏に向かいました。

台風一過で波風の収まった土曜日、大勢乗るかな?と予想していましたが、全部で4人。艫に3人、舳先は満留和の貸し切り状態でした。

ポイントは湾口の少し先水深80mぐらいのところ。

二流し目でさっそくヒラメの顔をみることができました。何の釣りでもそうですが、早めに型を見ると精神状態がとても安定します。

この日の目標は3枚、(さあ頑張るぞー)という気分になりました。

こういう気合というか欲望というか、は、いつもは空振りに終わるんですが、この日は違いました。

時化後の荒食いなのか、お盆の供養善行が通じたのか・・・。

次の流しでもゲット。一流しパスして次の流しでもゲット。早々に目標到達できてしまいました。


型も良く、釣果としては十分だったのですが、開始からまだ2時間も立っていません。

パンとノンアルで朝食をとりながらインターバルを取って、再度仕掛けを降ろしたらまたまた掛かってきました。

でかいのはすぐ分かりましたので、ゆっくりと底から剥がして慎重に巻き上げます。

慎重にといっても、スキルがある訳じゃないので、例によってドラグ緩めの電動スロー巻きですが。


船長にタモ取りしてもらって計測したら、80cmちょうどの座布団級でした。


その後もう1枚追加して終了しました。時間は半分以上残っていましたが、帰ってからの始末考えて止めました。

止めた分は貯金できてるといいんですが。


〇釣果







〇仕掛けの事

今まで大物を上げ損じたことが何回かあって、その反省で仕掛けに工夫してみました。

今回は、食い逃げが1度も無かったので、いまくいったかなと思っています。


ちらし針の変形で、孫針と子針の間隔を極端に詰めます。

針はチヌ6号、ハリスはフロロ6号

針の選択は迷いましたが、丈夫で軽いことを優先してチヌにしました。今回針掛かりはほぼ全て口元だったので、(ネムリ系針を意識する必要はないという意味で)正解だったかと思います。

因みにその1、外房仕様のトリプルフック(トレブルフック?)は、大きいイワシには針を刺しにくいのと、デカヒラメがかかると簡単に伸されるので、使うの止めました。

因みにその2、チヌ針買おうと釣具屋に行くと、ヒラメ針っていうのが売っていてちょっとそそられますが、コスパのいいチヌにします。どこが違うのかよくわからないので。