2021年10月26日火曜日

江戸前でアジ釣り

久しぶりの東京。釣りバカもやってきました。

 

2021/10/25 浦安 吉野屋 

 

 

ここに来て、コロナの感染状況が急速に好転してきたようです。

これから先どうなるのかもわかりません。東京でペンディングになっていたことがいくつかあり、このタイミングで済ませてくることにしました。

で、ついでに、   あくまでついでにですが、釣りバカもしてきました。

 

行程は1泊、移動は新幹線だったので、交通至便が絶対条件。かつて通わせてもらった浦安吉野屋さんにしました。

せっかくの江戸釣行ですから、ホテルも浦安にして夜中に船宿行って右艫の席札取ってきました。

 

釣りものはアジ。

岩手に移住して、いいことも勿論沢山ありましたが、困ったことも結構多く、その一つに魚の種類が乏しいこと。沖釣りの魚種も限定されていますし、鮮魚売り場にならぶ魚も限定気味。

例えば、アジ。 三陸にもアジはいるみたいですが、居着きではないようで、遊漁船がメニューにするにはハードルが高いようですし、水揚げも限定されているせいか鮮魚売り場にもあまり並びません。

江戸前アジフライ、また食べたい、ってずっ---------と思っていました。

 

そんなわけで勇んで行って来ました。

当日はあいにくの雨、平日ということで客の出足がちょっと心配でしたが、グループさんが到着して無事出船確定になりました。

 

雨パラパラ、コロナ対策でキャビン使用不可でコンディションはあまりよくありませんでしたが、久しぶりの江戸前釣行、往路は吉野屋特製弁当300円也をつまみに、ちびりちびりやりながら、懐かしの遠景を楽しみました。


生憎の雨ながら、遠くに懐かしの浦安火山


 

釣り場は木更津沖水深15m前後の浅場、棚はそこから2mぐらいとの指示。

一投目から、プルプルってアタリがあり、キスかカサゴ?と思ったら小さいアジ。

一匹目なので、取り合えずバケツへ。

 

続く二投目三投目も一投一匹ですが連続して上がってきます。

直前の船宿情報でも、型は小さ目ながらトップは束釣りみたいで、数は期待できそうです。

 

20匹を超えたところで、一旦バケツからクーラーに移して、作戦も小アジを避ける工夫をしてみました。棚を少し高めにしたり、コマセの振り方を少しセーブしたり、小アジのアタリを無視したり。

無い知恵絞って色々やって、効果があったかどうかわかりませんが、小アジ率は4匹に1匹平均でした。

 

途中喰い渋りになり、棚を調整したら1mでまた喰い始め。1mより上げると喰ってこないので、1mで振ってそのままステイ。底での喰いだったのでバラシも多くなりましたが、それなりに数は伸びて。

 

小アジリリース7匹含めて99匹になったところで、時間前でしたが海も悪くなり船長から終了合図。

後1匹で・・・、と思ってましたが、家についてクーラー空けたら98匹入ってましたので、リリース分含めて束釣り達成でした。

 

帰ってから、大量のアジフライを仕込み目標達成で大満足です。

もちろん、なめろうもお造りも。小アジは3枚おろしで酢漬けにして酢飯に合わせて食べました。

 

また、用事作って行きたいですね。

 

 

道具   竿 MOBILE-X73 リール シマノプレイズ800 2

      天秤 弓型 小  錘 40号  コマセカゴ小 

      クッションゴム1.5mm 30cm

   仕掛 船宿仕掛 ハリス1.5号 1.5m  ムツ11号 2

       持参仕掛 ハリス2号 1.8m ムツ11号3本

餌  イワシミンチ アカタン アオイソメ(支給) 

 

釣果  アジ 105匹(リリース7匹) 1028cm

 

 

 

 

 

 

2021年8月2日月曜日

ヒラメ・イカリレー

三陸 ヒラメ〜イカリレー

 

 

2021/07/31 宮古港磯鶏 平進丸  ヒラメ・スルメイカ

 

 


7月入ると三陸では夜イカ釣りが始まります。

ムギからスルメ、涼しくなってくるとヤリイカに移っていきます。

 

7月入ったら早速行こうと思っていましたが、色々と野暮が重なったりして行けずにいました。

イカはこちらでも人気種目なので、船宿に予定表が立つとすぐ満席になってしまうのも行けずの理由です。

 

そうこうしていた30日、宮古の船宿HPでヒラメ・イカリレーの予定を発見。

翌31日(土曜)午後の予定で予約はまだ3人。

パクっと電話しました。

 

ヒラメは(間がだいぶ空きましたが)前回からの連荘種目。

段々にサイズアップしてきているようですし、リレー船は短期決戦、考え温めていた仕掛けを作ってためしてみました。

 

午後3時出船ということでしたので、1時間ちょっと前に宮古に入り、船着き場に向かう前に少し離れた宮古市場に行って氷を調達。

三陸の船は氷支給がない場合が多く、各自用意が基本です。

宮古市場には、市場御用達の製氷塔がありますが、一般者でも300円入れれば、30kg氷が買えます。

船に乗せるクーラーとは別に大き目のクーラーボックスを持っていき、それに氷をストックして船に向かうのがだんだんにルーチン化しつつあります。

 

3時少しまえに釣り人が全員揃ったということで出船、ゆっくり進んで湾口のポイントでヒラメ釣りが始まりました。

根掛かり注意というアナウンスだったので、気持ち高めの棚で待ちました。ぎりぎりの高さで待つとアタリがあった時、竿先を落とすことができないからです。

 

遠くの陸はガスが掛かっていました。
三陸ヤマセ現象だとか



チャンスは2流し目に到来しました。

当たったか当たらないかの微妙な動きが暫く続き、知らん顔して待っていると少し引き込みます。

そこでも知らん顔して竿先を送り込んでやると、グイグイと。

そこでも、1,2,3と数えてタイミングを待ち、4でオリャーと合わせました。

大物の気配ぷんぷんでしたので、ドラグも緩めて相手の言う事を聞きながらゆっくり上げてくると

デカイのが来ました。

 

船長にタモで上げてもらって、船中1匹目の大物ゲット! 


60cmヒラメ







と、ここまでは良かったのですが好事魔多し、大事故が発生しました。


ヒラメから仕掛けを外そうとした瞬間、ぶらぶらしていた親針が右手の親指にグサッ。

取りあえず糸切って、自分で抜こうとしましたがうんともすんとも動きません。

船長にヘルプ頼んだら、プライヤーを持ってきてくれて、

船長「普通の針ですか?」

満留和「そうです」

船長「抜きますよ」

と、言うやいなやグイッと抜いてくださいました。

最後はもちろん

満留和「ギャー!」 で締め。

 

細い針はこれまでに何度かありますので、自分で抜けるかと思いましたが、丸セイゴ17号は抜けませんでした。仕掛けの取り扱いは十分な注意が必要ですね。

 

それにしても不思議なのは、針ぬいた傷、最初はもちろん血が出ていましたがティッシュで押さえていたら血も止まり、痛みもほとんどなく済みました。

 

この大事故の所為という訳ではないのですが、前半の部はその後釣果なくこの1枚で終了しました。

 

後半は6時ごろから、錨卸してライト点けての掛かり釣りいわゆる夜焚きイカでした。

釣りスタイルはジギングが主流ですが、サビキもOK。ただし錘は100号以上。この日は潮が早く150号を指定されました。

 

直結にしようかブランコにするか迷いましたが、日和ってブランコにしました。

サバにも大分じゃまされましたので直結が正解だったかもしれません。次回が男は黙って直結でいきます。

 

釣果は大小混ぜ混ぜで15杯。終盤盛り上がって、船長も残業してくれましたが、もひとつ伸び悩みました。

釣れ過ぎると次行けなくなりますから と、負け惜しみをして お終い。


まな板からはみ出し~♪

P.S. イカの写真取り忘れました。ムギはイカ飯に、スルメは塩辛加工とご近所へ。

 

道具

ヒラメの部仕掛 親針 丸セイゴ針17号(夜光玉ストッパー)

孫針 チラシ針 共 丸セイゴ17号 スイベル接続

           ハリス6号 1m前後  捨て糸5号 50cm弱 幹糸8号 1

錘 50号
イカの部仕掛  布巻きスッテ4本+餌巻きスッテ1本 ブランコ
          ハリス6号 枝4号
          錘150号  

餌  ヒラメの部 マイワシ20cm前後(支給)

    イカの部  サンマ塩漬け(餌巻き用 持参)  

 

釣果  ヒラメ   1匹 60cm+ 

     スルメイカ(ムギまじり)   15

     

    

(備忘録)

 

ヒラメ仕掛けの事

親針の先に孫針を結ぶのではなく、小さいスイベル結びスイベルを通して孫針ハリスを結ぶ。

これで、孫針ハリスの長短調整と痛んだ孫針交換が楽になる。

イワシへのスイベルの負担が気になったが、今年のイワシの大きさなら大丈夫とみた。




 

孫針はトレブルフックを止めて親針と同じ丸セイゴ17号(シングルフック)にした。

トレブルフックは外れやすい、折れやすいというのが満留和の印象。

今回は大物ヒラメのかんぬきにしっかり掛かってくれていた。

 

ついでにチラシ針も追加した。

釣果がなかったので効果は不明。


普通の針のほうが懐が深くイワシに刺しやすい
大物掛かった時も安心できる


 

 

 

 

2021年7月1日木曜日

三陸ヒラメ釣り

久しぶりの釣り 三陸 ヒラメ

 

 

2021/06/25 宮古港磯鶏 平進丸  ヒラメ

 

 

久しぶりに釣りに行って来ました。三陸宮古でイワシ泳がせ。

行った先は宮古港平進丸、

船宿情報によると、今年入荷のイワシはデカイらしくデカイ餌なら大物が掛かるだろうと、スケベ心もそそられました。

 

出船5時ということで、1時間ほど前に到着。ほぼ同時に船長も到着して挨拶して乗船。

この日の客は満留和を入れて3名ということで、右舷前を指定されました。

 

関東で釣りしていた頃のヒラメ船は大概が混みこみ状態で、イワシ餌の取り合いみたいな雰囲気のこともあったりしてやや苦手でしたが、三陸のヒラメはのんびりムードで、釣れる魚も色んなものが期待できますから、お気に入りになりつつあります。

 

準備をしている間に船長がボートで生け簀から運んできた餌イワシを覗いたら、どれも20cmを超える良型。おでこなら、これで刺身、塩焼きで晩酌オーケーというサイズでした。


りっぱなイワシ。沖上がり時なので数はやや少なめ


 

釣り仕掛けは基本自作にしていて、この日は親針まで結んで持ってきて孫針までのハリスの長さは餌のサイズ見て調整するつもりでした。イワシが大小取り交ぜみたいな時は悩みますが、この日はハリス長20cmに決めました。

 

みなさん揃ったところで、少し早めの出船となり、もやの掛かる中ゆっくりと湾口に向かいました。

今の時期は本格シーズン前、つまりベイトの群れとそれを追っかけるヒラメの群れがまだ来ていないということで、居着きのヒラメを狙って根や漁礁を転戦する作戦のようでした。

 

スタートは根回り70m立から。こちらの海は底が結構きつく、底トントンだと仕掛けが引っ掛かることが多いのできっちり棚を切って待つことにしました。食い気があれば、少しぐらい高くても喰ってくれるだろうと思って。

 

で、久しぶりに釣りで勢い込んで竿握っていたのですが、イワシレーダーが全く反応しませんでした。

デカイワシなので、多少なりとも動きが伝ってくるはずと見込んでましたが、ほとんど反応なし。

流し替えで、餌確認しますがイワシは元気のまま。

 

(今日は外れ? 晩酌はイワシ塩焼き?)なんて思ってました。8時過ぎ、2時間経過後ぐらいまで。

 

8時を過ぎた頃、それまで動かなかったイワシがやっと動くようになりました。

(これこれ! これ待ってたのヨ)

ただし、餌が大きいので動きが即前アタリにつながるとは限りません。

ゆっくり静かに竿を上下させて、イワシがより動くポイントを探しじっと待ちます。

 

暫くして、はっきりと魚の反応を感じました。

で、ヒラメ釣りはここからが本番。針がヒラメの口の中に入って掛かるまで辛抱しなければなりません。

特に、今回のイワシはLサイズですから。

待つことしばし、魚の方からグイグイひっぱってきたところで合わせを入れてやっと巻き上げ。

この日の口明けはソイでした。

 

続けて、カサゴ。

それまでの沈黙を破って、時合が来たようでした。

 

次に来たのは、50cmオーバーのソイ。

三陸の船釣りでは種目によらず、ソイはよく釣れますが、50cmオーバーは初めてです。

 

その後、同型をもう一匹追加出来、ヒラメも1匹釣れました。

 

正直なところ時合になってから、釣れた魚の数と同じぐらいバラシもありましたから、腕はまだまだ、海に助けられました。

 

これから暑くなるともっと海も賑やかになるようですから、そのうちまた行きたいと思ってます。

 

 



ヒラメ ♪




ソイ(大)




 

道具   竿 A-GRIPネライ

      リール フォースマスター2000 PE3

      錘  60号 (夜光、赤カラー)  

      仕掛 親針 丸セイゴ針17号(夜光玉ストッパー)

孫針 トレブルフック(号数不明 昔タックルベリーで買ったやつやや。大きめ)

 ハリス6号 1m前後  捨て糸5号 50cm弱 幹糸8号 1

  

餌  マイワシ20cm前後(支給) 

 

釣果  ヒラメ   1匹 40cm± 

     ソイ    5匹  (50cm+ 2匹  30cm± 3匹)

     カサゴ   1匹

     

    

(備忘録)

 

親針と孫針の間のハリス。大物やヒラメが掛かると痛む。
親針から先のハリスと孫針を簡単に交換できる方法を考えること。

トレブルフックはもう少し丈夫なもの、大きなものでもよい。