2023/10/28 宮古 磯鶏港 平進丸 タラ
タラ釣りに行って来ました。
三陸では10月の中ごろからタラ釣りが始まります。狙いは白子の入った大ダラ(GT;ジャイアントタラというらしいです)です。
時期は10月後半から、12月まで。遅くなるほど白子のサイズアップしそうですが、産卵が近づくと警戒心が強くなり喰いが悪くなったり、産卵後になったりと時期の選択は結構ビミョーです。
実は今回、予定日が釣行間近になって天候が怪しくなり結局直前になって沖の深場は取りやめになってしまいました。それで船長に無理いって前日定員止めのところに割り込みさせてもらいました。
さあ、吉とでるか凶とでるか。
当日は4時集合、集合次第出船ということで30分程前に船に乗り込みあれやこれや準備しました。深場の釣りは道具も多いし、準備も多いので小心者には準備完了まで心配の種がつきません。
道具揃えを終え、餌のサンマの切り出しを始めたころに出船、場所までは1時間半ほど掛るということで、準備完了したところでしばし仮眠をとりました。因みに座席は右の胴の間です。
ポイントにつくと
、船長が準備を促し、みなさん整ったところで船長合図で開始です。
こちらのタラ釣りは、艫から順番に投入していきます。入れ損じたら1回休みがルールですが、ここの船長は優しいので、もたついても入れ終わるで待っててくれます。
錘は350号指定、餌はサンマ激奨、針は(ムツ)20号以上推奨で、深さは230mぐらいでした。
針数は自由でみなさん、多めでしたが満留和はムツ23号の4本で出しました。
根掛りの多い場所で終始するので多点掛けはリスクが大きく、針数を多くしても高級サンマ餌の必要量が増えるだけなので。
3本でもよかったのですが、1番上に前の日買ったサバや小イカを付けて実験したかったので。 でも、結局1番上にはサンマに替えてからも1度もアタリがなかったので次回からは3本にします。
さて、釣況は?というと1投目から来ました。
底に着いて、10mほど上げて落としなおして、底を切ったら即アタリました。
いい感じでガクガクしたのでタラの予感100%で巻きあげてビンゴでした。
2投目も早々に同型がアタリました。根掛りが嫌なので初心に戻って底立ちしたら1.5mぐらい切って、その代わりまめに底立ち取り直して餌を動かしてみました。(本人がそう思っているだけかも)
3投目4投目は、掛った(はず)後巻きあげ途中で裏の仕掛けと絡んでスカでしたが、その後は再度連荘モードに入り、投入ごとにタラが上がってきました。
帰った後の労働も心配になってきて、後1回でおしまいと決めた9投目。
何度か底を取り直していると、竿がグイっと入っていって一瞬 根掛り!と思いましたが重たいながらもリールが巻けることを確認。2mほど巻いたところでガックンガックンと生物反応。上がってきたのはこの日2本目のGTでした。
これでこの日は自主早上がりとしました。
船はその後2,3回投入があって納竿、帰船となりました。
釣れたタラの8本のうち6本に白子が入っていました。大タラの白子は圧巻です。
ボスと二人じゃ食べきれないので、あちこちおすそ分けして喜ばれました。
メモ
道糸8号
幹糸ナイロン24号 枝間1.2m
エダス ナイロン16号 60cm
ステ糸 ナイロン16号 1.5m
針 ムツ 23号(下田漁具)
オモリ 鉄筋350号
餌 サンマ 3枚おろし後縦3つ切り
赤いか(タコベイトのかわり)
サバ(効果不明)