2017年7月22日土曜日

ホヤ飯

ホヤ飯


三陸の磯の香ホヤを堪能

2017/07/16 仙台 



ちょいとヤボ用が出来て(ホントはかなりseriousなんですけど)仙台いってきました。
この日の暦は先負、午後が吉という事でご用は午後に入れました。
間が大分あったので、午前中は市内散策でもと思っていたのですが、あいにくの雨。
結局は何も出来ず仕舞でした。これも先負ということなんでしょうか。

で、ちょっと早目の昼食
普通は仙台といえば、牛たんなんでしょうけど、ちょっと気になるランチみつけました。

ホヤ飯。
ホヤの炊き込みご飯にホヤの天ぷらがついたお膳です。


ホヤ飯もホヤ天ぷらもいい味でしたが、
仙台味噌のお椀も流石という味でした




ホヤはかなりの好物です。個人的には、夏の風物詩筆頭でしょうか。
口に含むとフーっと磯の香が抜けていき、決して灼熱にはならない夏の三陸の海を想わせます。

ご用があるのでアルコール抜きでしたが、こちらはかなりの我慢でした。


無事、ご用を済ませて帰りの新幹線では・・・・・。
ホヤの干物で乾杯して帰ってきました。
これも好物です。


東北新幹線名物珍味





2017年7月12日水曜日

大東沖イサキ

大東沖イサキ

梅雨イサキとか麦わらイサキとか・・。
果たしてその正体やいかに・・?

2017/07/09 片貝 洋一丸 





1か月ほど前のこと。
何気に聞いていたラジオで築地魚河岸情報が流れていました。
梅雨に入ると、冬から春にかけての魚と夏の魚の入れ替えがあって、魚がガラっと変わるんだそうです。
で、これから美味しい魚一押しは、

イサキ!

仲卸のおやじさん曰く、「これから梅雨に入ると魚の種類がガラッと替わるから、夏が旬の魚楽しめますよ~。」
(ホウホウ)
「一押しはイサキだね~。イサキはこれから抱卵時期になるけど、身が痩せずに脂乗って美味しいからね~。」
(ア、ソウナンダ)

で、気になるお魚リスト入り。
ちょっと調べたら、真子も白子も美味しいらしい。

7月に入ってカレンダーめくったら。



先週、大洗で白子祭り参加して持ち帰ってフグの白子があっという間に胃袋に消えた事も、拍車を掛けたかも。
イサキの白子、どうなんでしょう?


気が付いたら、片貝洋一丸に予約入れていました。
梅雨イサキ、麦藁イサキの正体や如何に?


イサキは去年のゴールデンウィークに師匠とご一緒して以来ですが、その時まあまあいい思いできたので、基本同じスタイルです。

スタイルその1
仕掛けは、1年前に作った在庫があったので、新たに4組だけハリス1.53m、チヌ2号ムツ93本針(いずれもカラー針)で作りました。1.5号のハリス久しぶりに触ったら、ほとんど視野に入らなくなっていて悪戦苦闘しました。

スタイルその2
四隅狙いでちょっと早めに出発。集合3時半のところを1時半に到着で1番乗り右艫を確保しました。

結局のところ、この日は次に到着した5人グループが右前から並び、次に来られた方(この方が最後ですが)左前に入って、仲乗りの大船長が左船長下で竿を出すという、左艫空席の変則並びで出船しました。

よーく考えると、凪の日はイサキの根に入っていくのは船先からなんでしょうから、舳先有利なんでしょうかね。
まあ、数釣り祈願した訳ではないのでジンクスということで。

スタイルその3
この日最も重要と考えていた作戦です。

餌は虫エサアオイソメ。

去年もアオイソメにハタが来たりイイ思いしたので。
因みに片貝は漁港入り口の自動販売機で24時間販売しています。

集合3時半でしたが、3時過ぎに船長が到着して、全員の乗船、準備を確認して3時半ちょい過ぎには出発。
凪の海をゆっくり南下して大東沖を目指しました。




途中あちこちのポイントをチェックしながら、最初の場所に到着。5時を待って釣り開始しました。



指示棚は18m。

棚から3m下の21mまでビシを落として少し待ちます。
そこから、1mゆっくり巻いて、3回ほどビシを振って棚に合わせます。

と、グンと竿が入ってアタリ~。
途中も結構竿が入ったのでドラグ緩めてゆっくり手巻きで上がってきたのは30cm弱の良型イサキ。

この型なら20匹もあれば十分。ということで、目標は20匹(正確にはお持ち帰りリミット)。

これで欲を消したからでしょうか?
入れ食いとはいかないまでも、コンスタントにアタリが出ました。
1回目の棚合わせで掛からなくても、そこでチョンチョンとコマセ振りつつ餌動かしたり、それでだめならゆっくり仕掛け落としてまたしゃくり上げたりすると結構な確率で掛かってくれます。

1時間ほどでツ抜け。


その後少しペース落ちましたが、8時半には自己定量20匹達成。
押しなべてイイ型だったので、選ばずに全員クーラーへ。

そこから先は、釣った魚そっとお戻し。キャッチ・アンド・リリース。

ちょっと勿体ない感じもしましたが、帰ってからこれで正解でした。サイズがいいので後始末も冷蔵庫容量もこれ以上は無理でしたから。


沖上がり少し前に自主納竿してたら、大船長がまわってきて、いつものお誘い。
「ラーメン食べてってね~」

何匹釣れました?って聞かれたので、31って答えたら「ホ~、結構釣れましたね」

この日は、大船長も含めほぼ全員3035匹ぐらいだったみたいです。

帰りはお誘いに従って宿でごちそうになりました。
ラーメンではなく、夏バージョン冷や中でした。美味しかったですよ。


さて、持ち帰ったイサキ。
期待通り、真子白子が沢山入っていて、煮付と酒蒸しに。
フグ白子とは比べようがありませんが、普通に美味しかったです。

肝心の身の方ですが、魚のグレード評価する時、満留和は、昆布・酒・塩・水だけの煮汁に魚浸して蒸し煮で味わうことにしてます。
これで、魚が美味しければ及第、更に煮汁での雑炊が美味しければ合格です。

で、今回のイサキはというと、

合格♪

築地情報偽りなし、DAIWAカレンダー偽りなしでした。



道具   竿 ダイワ a-grip nerai MH210   リール FORCE MASTER2000 3号巻き
     
天秤 弓型天秤50cm  ビシ FL60
  仕掛 ハリス1.5号 3m  エダス25cm 3本針 針 チヌ2号 ムツ9
      枝間 上から1.5m 0.75m 0.75m          
           
餌  オキアミ(支給) アオイソメ(持参) 

釣果  イサキ 31匹(リリース11) 2538cm 


備忘録
・アオイソメは正解だった。最初オキアミでやっていたが、途中からエサ盗りモードに。
喰いが浅いのか小型外道の所為なのかわからないが餌持ちが悪くなった。
 アオイソメ、喰いはオキアミと遜色なく、餌持ちがいいので途中から全針アオイソメに。
 浅場の根魚はアオイソメ必携かも。

・仕掛け3m、上針も天秤から1.5mとかなり話して作ったが、魚の掛かった針は下針が6割ぐらい
 中針が4割、上針はほとんど掛からなかった。
大東沖のイサキは型がいいので、1.5号ハリスだと、結構切られる。
数欲張らないんだったら、2本針で十分だった。

・今度乗る時は前側で釣ってみる。

・ハナダイだとチヌ針4号でも結構飲まれることが多いが、今回針をチヌの2号に落としたけど飲まれた
 のは2匹ぐらいであとは全部口先に掛かっていた。
 おおきいイサキでも、オチョボ口で喰いが浅い感じがした。

2017年7月2日日曜日

大洗白子祭り♪


ワクワクドキドキ、妄想満タンで行ってきました

2017/07/01 大洗 きよ丸





毎年この時期に仕立てられる、まるかつさんの白子祭りツアー。
今年はラッキーな事に参加させてもらうことができました。



直前の船宿釣果は、
6月29日 2~28匹
6月28日 8~36匹
6月27日 3~32匹
6月25日 5~25匹
トップ成績みると好調が続いているようですが、スソは結構厳しい感じ。結構貧富の差があります。

天国になるのか地獄になるのか。



一方間近になると、こんな檄文檄文が。
白子食べた~い! 
妄想満タンで行ってきました。


当日は午後から雨という予報でしたが、港着いたらポチリポチリと降り出して、途中降ったり止んだりもありましたが、ほぼ1日中雨。海は凪ぎでした。

みなさん集合したところで、釣り座くじ引き。
たまたま、まるかつさんの隣にいたので一番に引かせてもらったら、



去年きよ丸さんに乗った時、舳席選んで結構大変だったので、引いた瞬間はムムムって感じだったんですが、今振り返ると結果オーライ、この日は釣り座くじで決まりだったようでした。

この日の道具は、↓。


電動ヘタレは、多分満留和さんひとりだったと思いますが、水深20m以上は基本電動って決めてます。フグはエサ確認のための仕掛けの上げ下げも多い可能性がありますから、集中力を切らさないためのおまじないです。

竿休めは、ラークの台座で固定できるように自作したもの。
きよ丸さんは、船べりに穴がないんです。


で、本日の作戦ですが、


「まわりを気にしちゃいけないよ♪~」

道具もそうですが、釣り方もいままでやってきた(と云ってもうまくいってる訳ではありませんが)釣り方でやってみることにしました。
仕掛けも自作です。餌は至急アオヤギの他にアカエビ持参しました。湾フグ行こうと思って以前買った安売りアカエビがデッドストック化してあったもので、常磐フグにエビはどうなのよ?の検証です。


仲乗りのお兄さんが同船してくれたので、出船前彼に、釣果に貧富の差が結構あるみたいだけど?って聞いてみたら、錘を底すれすれにキープするのがポイントなんだとか。
アタリが大きくないので錘底ベッタリは厳しいんだそうです。

フムフム。


さて、港から10分ちょっとの港前のポイントでスタート。
最初は様子見で静かにステイしてタイム釣り。餌チェックしてみると痕跡なし。
ではと、底で仕掛をチョンチョンって動かして誘ってみます。で餌チェックしてみるとやっぱり痕跡なし。

フグいないのかな?と思ってたら、いつの間にか仲乗りさん舳で竿出してフグ掛けてました。
あ、いるんだ。

ではではと、仕掛けを底から1mぐらい切てゆらゆら動かしてアピールしてゆっくり底まで持っていって、
チョンチョンってやってみたら、ゴッ、ガツン。


第一号ゲット。



底でチョンチョンアピール。反応無ければ少し上でユラユラアピールで、ポチリポチリと掛かってくれました。



で、この辺まではよかったんですがなかなか後が続きませんでした。
活性はあんまり高い訳ではなさそうだったので、フグを誘わなければならないんですが、何しろ引き出しがないので、後は錘の色変えたり、ポテチの袋(裏がアルミコーティングで光る)を細く切って仕掛の上にヒラヒラさせてみたり、色々抵抗してみました。


後半からは大きいサイズも交じり。
大きいのは女の子が多いって話ですが、中には船に上げたら白いのをピューピュー噴き出すのもいたりして、期待は膨らみました。




ツ抜けしたころにでエビ餌も試してやってみました。
すぐにガツンときてくれてナイスサイズゲット。仲乗りさんに撮ってもらった写真はエビ餌に食ったフグです。


あら、エビ餌いいね!
と思ったのも束の間。
エビ餌、食いはいいんですが、アタリを取るのがさらに難しくほぼ食い逃げ状態でした。
30号錘だとエビ餌はそのままだと厳しいかも?というのが感想です。
次回はアミノ酸でしめてみましょうかね。
あ、そうそう、支給アオヤギ食べても問題ないぐらい色艶がありましたが、今回はこれをアミノ酸でしめてみました。
匂い効果のほどは良くわかりませんが、アオヤギワタの持ちは良くなったかな?という感じがしました。



さて、最終的な釣果は?というと、

13匹。 この日の釣果の中では比較的良かった方でした。
作戦が良かった?
釣り方が良かった?

いえ、いえ、そのタネとシカケはここここにあります。
朝一の釣り座クジで決まっちゃたみたいな結果でした。

そして、白子は?

13匹中3匹。
白子率5割近い方もいらっしゃったのでこちらは低打率。
女の子にモテるのは天性ですからこれは諦めないといけないかも知れません。



ハイシーズンの常磐白子フグの仕立船。
乗っけてもらえただけでラッキーと思っていましたが、結果も大満足。
仕掛やら餌やらのいろんなお試しもこの機会にできて、経験値も少しアップ。

まるかつさん、ホントありがとうございました!
ご一緒させていただいたみなさん、お疲れさまでした!




仕掛1号金


仕掛2号夜光



帰船後ご家族総出のフグ捌き



良型多し



男の子もうちょっとかな?


仲乗りさんからいただいたイシガレイ




道具
竿 浅草釣具ふぐ竿   リール シマノ400c PLAYS 道糸0.8号 
仕掛け(自作) 錘30号(金、夜光、赤)、餌針タチウオ3/0、糸ナイロン12号、カットウ針L
     カットウハリス フロロ10号 15cm、25cm 2本針 
     上にポテチ袋カット短冊ヒラヒラ
     
餌       青柳1パック アルゼンチン赤えび10本 (どちらもほぼ使い切り)
 
釣果     ショウサイフグ 13匹  白子3