一応、作戦成功ということで
2019/01/19片貝 東栄丸
沖釣りを始めた頃はオートマチックに結構釣れ、しかし、ここ2年ほどはダメダメになってすっかり苦手種目になってしまったハナダイ。
渋い中でもそれなりに釣ってる御仁はいる訳で、どしたらよかんべ-と色々考えてみました。
で、出した仮説は、真冬のハナダイはしゃくってもだめよ。
本や雑誌には、ハナダイはコマセ振って上に誘って釣れってな事が書いてありますが、過去ダメダメだったのは、そもそもそれが間違いの素だったんじゃないかって考えました。もっと静かに殺気を消してのんびりと、マダイ釣りみたいなイメージでやってみようと。
細かい話は備忘録に書きますが、自分ではまずまずだったかなと思ってます。
さて今回のハナダイ、まるかつさん幹事の仕立船。例年なら洋一丸のはずでしたが、メンテナンスが入ったとかの事情で同じ片貝の東栄丸になりました。
5時集合で集まったのは10人。釣り座はくじ引きで左胴の間になりました。
5時半に出船して40分ぐらいでポイント到着。定刻の6時半まで20分ほど待って釣り開始となりました。
今の時期,6時半はまだ暗く、しかも西風が結構ビュービュー吹いて、餌付けするのも一苦労。
しかもリールの道糸の一色目がなぜか半端な長さになっていたみたいで、棚が取れず〜。
そんな訳で最初に釣れたのは地球。その次がカサゴでした。
そして、明るくなって次に来たのはハナダイ、ナイスサイズ。
船長の指示棚が下20mから上16mまで。ものの本には指示棚の下から上まで2往復ぐらい探れと書かれていますが、この日はマダイ釣りをイメージして棚幅2mぐらいをゆっくりしゃくりでやってみました。しゃくり幅も30cmから50cmぐらいで、コマセ振るというよりは仕掛を少しだけ動かすイメージで。
で、掛かったらゆっくり竿を頭上まで煽って、しっかりフッキングさせながら、引き方からサイズをイメージします。これもマダイイメージです。
最初の1枚は、いい感じの引きだったのでドラグ緩めてゆっくり巻き上げて30cmオーバーでした。
その後も同じような感じで。
魚掛かって、竿を煽った際にサイズ小を感じたら、そこで少しステイ。掛かった魚にコマセを振って貰って負い食いを狙ったり。
小さいのがバタバタっと来たら、次回投入は棚を1mぐらい上げたところからやったり。
小さいのが多かったのですが、大きいのも4枚交じり、まあまあ上手くいったと思います。
途中からなぜかメバルが釣れ始めいい型がこれも4枚釣れました。
もう十分と思った辺りから、何か体調に異変が。
家出る時からちょっと熱っぽかったんですが、ちょっと我慢できないぐらいになってしまって。
置き竿で少し頑張ってみましたが、ちょっと無理そうなので戦線離脱してキャビンに潜りこみました。
目が覚めたら港に着いていて、まだボーっとしていましたが、とにかく事故だけは起こさないよう安全運転心掛けて帰りました。
家に着いてお熱計ったら39度オーバー。
翌日(今これを書いていますが)には熱は下がり、道具の片づけや魚の下処理も終えることができました。
と、まあ色々ありましたが、ハナダイ作戦については上手くいったかどうかわかりませんがイメージ通りの釣りができたと思います。
まるかつさん、お世話さまでした。
竿 ダイワA-GRIPネライ 210MH
リール シマノ800PLAYS PE2号
電源 持ち込みバッテリー
天秤 30�
プラビシ FL 60号
プラビシ FL 60号
仕掛 ハリス 2号2.2m 針 チヌ2号 3本
クッションゴム 1.5mm 30cm
クッションゴム 1.5mm 30cm
餌 アミ (コマセ)
オキアミ(支給) オキアミ(持ちこみ ハチミツ&ニンニク)
オキアミ(支給) オキアミ(持ちこみ ハチミツ&ニンニク)
釣果
ハナダイ 13匹 中〜大 4枚 小 9枚
メバル 黒いの 1匹 赤いの 3匹
カサゴ 2匹(リリース)
備忘録
・真冬のハナダイ、マダイのようなイメージでやってみようというのは、去年ダメダメだった辺りから考えていたが、問題はどうやってゆっくり小さめしゃくりでコマセをだすか。
気が付けば、大した話ではないが、プラビシの下窓を少しだけ緩めて水が流れるようにすればいい。
これで、アミコマセは上窓から出やすくなり、後は上窓の開き幅で調節する。
今回はこれで、コマセの出を気にせず誘いに集中することができた。
・途中から体調が悪くなり、悪くなったついでに置き竿を試してみたが餌だけ取られるパターンが多く、良くなかった。