2019年3月25日月曜日

飯岡からヤリイカに行ってきました


浅場ヤリイカ大盛況!!

2019/03/24 飯岡 幸丸 

銚子沖から常磐にかけて、今の時期はノッコミ(産卵)ヤリイカが浅場に入ってくるんだとか。
先月、片貝洋一丸に行った時、宿でご接待のラーメン啜っているとイカ師のみなさんがそんなイカ談義してました。
そういう話聞くと、ムラムラってしてしまう性格で、虎視眈々と狙っていたら、ここに来て景気のいい釣果情報があちこちから発信されていて・・・・。      行ってきました。 飯岡へ。
なんで飯岡かというと、あの辺は美味しいいちごの直売所があるからです。(お土産でゴキゲン取り)




飯岡出船の釣りは初めて。右も左もわからないので、船釣り.jpで船宿評判情報が沢山載っていた幸丸(さちまる)に予約いれました。






電話で聞いたら、受付は2時半からで港集合が4時半、席取りは前日のお昼からでお店の入り口に置いてある紙に書くんだそうです。

乗船の仕方については、備忘録に回しますが、初めて行ってもそれほど混乱なく楽しめましたし、朝港での沢山の船長さん達のご挨拶や仕事ぶりから、かなり好感度高かったです。

当日ヤリイカ船はなんと5船出し!片舷9人ぐらいでしたから、出船前の港はヒラメ船も含め100人以上の釣り人で大賑わい。因みに満留和が乗ったのは25号船、釣り座は右艫寄り3番でした。

港から出航して1時間と少し、犬吠埼を回って鹿島の手前の沖でしょうか、沢山のヤリイカ船が集まっているポイントでスタートしました。

投入合図で指示された棚は、なんと

40から50(m)

驚愕の浅さです。期待も盛り上がり~。
で、期待を込めてエィっと錘投げて、竿持ったらテンションなし。?????

チェックしたつもりだったんですが、何故かスナップが外れたみたいで仕掛ごと海にサヨナラしてしまいました。

急いで予備の仕掛と錘つなぎ直して仕切り直しの再投入。
と、「ハイ、あげてください」の回収指示。
大流しの釣りかと思ってましたが、群れが固まっていなかったみたいで、終日一流し2,3回ぐらいの短インターバルの探索モードでした。

一流し目でトラブルがあったものの二流し目からは順調に釣れ始めました。

桶サイズ(多分40cm)は越えていますが
折り返しにはならずサイズです


指示棚が中層なので着底乗りという感じではないんですが、指示棚で止めたり動かしたりしていると結構掛かってきてくれました。

直前の釣果が束釣り連発だったので、この日の目標はトップの三分の一、30杯。
初回ミスがありましたが、ポツリ、ポツポツに交じってゾロゾロっていうおいしいシーンもあり、イカやり始めて以来の順調なすべり出しで1時間で10杯、2時間で20杯と数を増やすことに成功。


序盤で5杯掛け(^^♪


ちなみに、その日釣況は、小刻みな流し替えと、

船長の指示棚は流しているいる間にも結構変わって、
「40から50」で始まって、
「60まで探って」、
「底から10ぐらい」
と、結構忙しかったです。

それと、イカとサバの泳層が重なっているということで、どうしてもサバに邪魔されてしまいますが、満留和の竿で上がって来たサバは全部で10匹ぐらいで回りのみなさんと比べ被害はかなり少なかったように見えました。
たまたま持ってきた予備の錘が黒でコーティングされたスカリーだったからなのか、プラヅノが使い回しで光沢がくすんでいてステルスだったのか・・・。

1時間で10杯、2時間で20杯ですから、単純計算すれば60杯オーバー目標の倍ぐらい釣れる訳なんですが、そんなに甘くはありませんよね。

朝一はかなり固まっていたイカ船団が日が上がっていくに従ってバラけていき、それに伴って探索時間も長くなって行き・・・・。

そういう状況ですから、アタリもサワリも少しずつ遠くなって行き、棚も少しずつ深くなっていき、ペースが次第にダウンしていきました。

それでも、11時過ぎには目標の30杯をクリア出来たので、沖あがりは11時半ぐらいと思ってそろそろ片付けモードにと、イカ仕舞ったり、放置していたサバを翌週の餌ように捌いたり、終了準備に入っていたら・・・・・・、

「12時半までやりますから」と、(多分延長)宣言してプチ移動。

移動した先で、最後の最後


「この流しで終わりにしますね」 宣言後のラスト投入で

この日2度目の5点掛け、いい思いをして釣果もちょうど40杯で終えることができました。


終わり良ければ・・・で終了


乗船した25号船では船長アナウンスで釣果はトップは65杯でしたから、トップの三分の二に迫る釣果で、もしかしたらかなり上達したんじゃね?と思っていましたが、帰宅後に船宿情報みたら別船では束釣りがでていたみたいです。

凄いですね。

帰りは旭市のイチゴ直売所でお土産買って帰りました。
江波戸農園苺直売所。こっち方面行ったら鉄板のイチゴです。


飯岡はちょっと遠いですが、行って良かったです。
幸丸も、100人からの釣り人を混乱なく乗船させ支度させるシステムには感心しました。



道具
竿 がま船タイドスターヤリイカ    リール ダイワシーボーグ500 イカチューン PE4
錘 150号 
仕掛け プラヅノ11cm × ブランコ 枝間1.2
     幹糸6号 エダス3号  6本、8本
釣果
ヤリイカ 39杯   ~45cmぐらい(桶折り返しサイズはゲット出来ず)
スルメイカ 1杯 
サバ  25cm-35cmぐらい 10匹(持ち帰り2匹来週餌)

(備忘録)
<幸丸のこと>
・釣り座はお店の用紙に記入、前日お昼から記入可ということなので、いい場所取ろうという余計な欲望から解放される。
・船賃は受付前に自動券売機でチケットを買う、立ち食いそばシステム。これがあるから受付にはあまり人が滞留しない。
・お店と港はちょっと離れていて、いくつか注意が必要。
先ず、電話で受け付けは2時半からと聞いていたが、多分2時には開始していたと思う。
船は釣り座も重要だが、ここ幸丸は駐車場取りも重要。
受付を終えたら即、港に移動するがその際の駐車場は早くいかないと、いい場所が取れない。
A席は船着場の岸壁で駐車スペースは10台ぐらい?
B席はそこから少しはなれた駐車場20台ぐらい?。
C席は港に入る道の路上駐車。
受付で出遅れて、港についたら既にA席は一杯で、そこにいた釣り人に尋ねてBC席を教えてもらい、まだ早かったのでB席に駐車。
この日は結構な数の車が路駐していた。
B席駐車場から船着き場までは片道5,60ⅿぐらいあり、今回イカの道具で3往復した。結構な労働になる。カートとか持っていったほうがいいかも。
・乗船はシステム化されていて心配は無用だった。
イカ船はこの日5船出し満船で釣り人90人?。どうやって乗るのかかなり不安があったが全く心配はいらなかった。
船宿で3時頃船長登場と聞いたので、その時間にあわせて荷物運んで待っていると軽トラが集結。登場した船長さんは皆さん気持ちよく朝のご挨拶からスタート。
全船支度ができると3船横づけした奥の船から順番に誘導してくれる。その船の乗船が終わると手前の船の乗客を誘導。釣り座には予めキーパー添え木が置いてあってそこに座ればいい。氷やバケツ、投入機は都度アナウンスで教えてくれるのでそれに従えばいい。
<船のこと>
船は評判通り大きいが、注意点がいくつか。
その1 この船に限った話ではないが満員だと全員はキャビンに入れない。今の時期なら全然問題ないが。
その2 釣り座と船べりの間の長さが狭い。足元の魚を拾ったり、電源にコードつないだり身を屈める作業は年取ってくるとかなり困難。と、いうことで手鈎とか、網とかメゴチバサミとか必須。電源もほぼ持ち込み必須。
(持って行ったバッテリーにちょっと問題があり船電源使おうと思ったが、ムリ~。で何とか持参バッテリーでダマシダマシ持たせた。頼めば繋いでくれたかもしれないけど)

<釣り方のこと>
前回の気づきを実践復習してみた。浅場で釣れる時期というゲタの部分もあったかと思うが大体イメージ通りにできた。
兎に角、棚幅で仕掛けを動かすことを意識してみた。
上から落とすのがいいのか、棚下から上げていくのがいいのかは良くわからないが、今回は一旦棚下まで落としてそこで一所懸命ツノを躍らせて、乗らなければ棚上からさらに10Mぐらい巻き上げて棚上まで落として上を探る、を基本にまあほぼ出鱈目にやってみた。

<束釣り考察>
今回40杯のうち5杯掛けが2回で2杯欠け、3敗掛けもあったので、イカを上げた回数は
25回ぐらい。空振りは半分ぐらいだったので全投入回数は50回ぐらい。
投入ロスはあまりなかったし、浅場なので束釣り師の投入回数も50回ぐらいと仮定すると束釣り師は毎回平均2杯釣りあげている勘定になる。
ここから判る考察。束釣り師は狙って数付けるテクニックを持っているんだろうな(当たり前といえば当たり前だけど)