2015年3月8日日曜日

イカ修行は続く マルイカ

イカ修行は続く マルイカ

2015/03/08
船宿 外房小湊 小沢丸
釣果 マルイカ4杯 ヤリイカ7杯 スルメ1杯

また、修行してきました。
今年はイカの回数増やしてイカオヤジにはなれなくてもイカ少年ぐらいには成
長したいなと考えています。

と、いうことで前回に懲りず本日はマルイカ挑戦です。
私の場合、釣りものを狙って船宿を選ぶというケースより行く場所が決まってその場所のご近所の船宿リサーチで釣りものを決めるというカタチです。

前日外房勝浦方面にご用があり翌日はこの辺から。
ネットリサーチしたら、なんかヤリイカは逃亡中でマルイカが善戦しているようだったので、

小湊小沢丸マルイカ決定!

となりました。

予約したものの、週末のお天気は予報悪く中止かな?なんて思って前の晩宿へ電話したら、
「出ますよ
湾前での釣りなのでお天気はあまり関係ないみたいです。

集合時間5時半の30分ほど前に到着、お店は開いていて釣り人が三々五々到着してお茶を飲みながら談笑しています。

(お互いのスッテを見せっこしながら)
「いいスッテ持っていますね~、これ全部1本400円以上でしょう。」
「今シーズン、もうイカ道具だけで2万ぐらい使っちゃったかな?」
聞きしに勝る恐るべしマルイカ道、分け入ってはならない獣道です。

私の場合、道具はこれ。5本組みでほぼスッテ1本分のお値段です。







イカ幼児としてはスッテ地獄やロッド地獄には入りたくないので、マルイカについてはブランコ仕掛け徹底でやろうと思っています。

マルイカのブランコ仕掛けはスルメイカやヤリイカのそれとちょっとした違いがあります。サビキ針が小さい紡錘状のスッテと呼ばれるものとプラスティックの棒状の通称プラヅノと呼ばれるものの違いが先ずありますが、実はそれよりもっと大事な違いがあります。
それはエダスの長さです。
スルメやヤリのエダスは11センチ~17センチのツノに対して10cm程度ですが、マルイカは全長5センチ~7センチのスッテに対して20cmほど伸ばします。

このエダスの長さがマルイカ釣りのキモのようです。
このエダスの長さはどうやらマルイカの食餌行動と関係があるようです。
詳しいことは次の機会にまとめるつもりですが、一言だけ書くとtouch&away

今回は、市販のお値打ち仕掛けを使い、その後いくつかのアレンジを試そうと思っていました。
それは、スッテの型や色を変えるといった、一般的な工夫ではありません。
餌巻きをするとかエダスを誘導にするというような工夫です。
しかし、残念ながら雨風波で船上のコンディションが悪すぎて、船上工作する余裕がありませんでした。これらは次回まわしです。

さて、小沢丸は集合は小湊寄浦港前国道128号沿いのお店に一旦集まります。代金を払い、スタンプカードにハンコを押してもらって、その日の釣り座をクジで決めます。

この日は釣り人7名で内4人はグループということで左舷総取り、残り3人で右舷のくじ引きとなり、私は右艫になりました。
大型船で片舷3人ですから、まあどこでも一緒です。

釣り座が決まったら、めいめい港の船着場に車で移動します。
氷をもらい、船に乗って道具の支度をして6時ちょっと過ぎに出船。
波、風の中15分ほどゆっくりと航行、港前のポイントに到着してスタートです。

この日のマルイカ、底立ちは70m~80mぐらい。
錘は40~60まで用意していましたが取りあえず50号でスタート。
この日は風も強く潮も早かったので50号がギリギリ、途中何度か60号に変更しました。

で、期待高まる一投目。着底即乗り!!!!

イカ特有の重さと引きを感じながら大事に巻き上げてきたら、残り30mぐらいのところで突然ガガガ のちシーン となってしまいました。

船長が操舵室の窓から顔を出し「サカナにやられた?」
然り。おおきく頷いてお返事しました。

しかしそれからほどなく、また乗りました。結構元気に引いてきたのでもしかして?と思ったらやっぱりスルメ(というかニセイカ)でした。

次はヤリ。そしてその次は本命のマルイカ。

船長「マルイカ?」
満留和「マルイカ!」

(なんか調子いんじゃね?)
なんて、スタート1時間ほどで5杯ほどになり、その時点では大きく夢は膨らみました。

んが、結局終わってみれば12杯。
途中のマッタリタイム、陽気ならばウトウトでもできるのですが、この日はホント修行でした。
私の防寒システム、パーフェクトだと思っていましたが、強風だとだめだと分かりました。寒かった~。

この日の釣り方はブランコ仕掛けなので着底狙いです。
ですが、潮きつく波があると着底後の動作(確認、フケ巻き、聞き合わせ)が遅れ勝ちになります。これは今後の課題です。
(やっぱタングステンシンカーかな?)

着底で乗らなければ、底を切ってその辺でふわりふわりを何回か繰り返しストップ。

それで、乗らなければ20m巻き上げて再度落とし込み。

船上工作ができなかったので、この日は↑基本動作の繰り返し。修行でした。

話は変わりますが、本日は外道にサバ、アジがかかりました。サバ1、アジ2です。この中のアジはいずれもスレ掛かりでしたが、結局アジ(サカナ)の群れの中にイカがいるということかと思います。

先日吉野家のアジ船でナンチャッテハモノをやった際に、実はお腹だけ喰い破られて戻ってきたアジがあり、どいつの仕業だ?と数日考えました。最初はフグかなと思いましたが、いくらフグでも生きたアジのお腹だけ食い破ることはできないだろう、ということで仮説的結論はイカの仕業となりました。

その後、小坪で有名なブロガーさんがアジとイカの関係を書かれていて、然り!と思っていました。

この日のアジのスレ掛かりで、その仮説を補強できたので、次回テーマには
「いかにしてスッテをアジと思わせるか?」
もエントリです。
(別にアジそのものでもいいんじゃね?)という考えもあるかも知れません。


なんか、2週連続でシケ後のイカならぬシケ真っ只中のイカになってしまいました。もう少し計画性を持つ、ということもイカ幼児の宿題です。

12時沖上がりとなりほどなく港に戻りワカメをお土産にもらって帰りました。
帰りは少し遠回りでしたが何故か大原経由になってしました。

ヒラマサは サンマのカモシに 飲兵衛は 麹の醸しに 誘われおりぬ

ん~、イマイチかな。







船宿情報 なし

本日の道具
竿 夢人comono マルイカ140L
リール 400CPLAYS 1200m巻き
仕掛け 7センチスッテ5センチスッテミックス エダス20センチ
    枝間1.2m
    
エサ巻き(使わず)
おもり 40、50、60号

夢人comono マルイカ140L
入谷の釣具屋さんで投げ売りしていたので思わずゲット。
レジで「これパーツ代より安いですから。破損して修理出すと、この値段よりかかってしまうかもしれません。よろしいですか?」
と念押されました。
たぶん、メーカー廃番なのでしょう。
マルイカブランコ幼児にはぴったりでした。




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