久しぶりの久里浜久しぶりのタチウオ
2015/10/24久里浜大正丸
翌日曜日はアッシーで山へ。ということで土曜日釣行許可が早々に降りていました。
「土曜日行けそうなんですけど」とメールしたら師匠からご同意のお返事。
24号25号のツイン台風で天候が微妙だったので釣りものは週末決定、師匠にお任せということにしました。
で、いただいたご連絡は、久里浜大正丸でタチウオ。
久里浜は四年ぶりの2回目、前回も師匠と初めてのタチウオその時の船はムツ六さんでした。その後、アジ、タチウオ、アジ、タチウオの反復釣行を繰り返していましたが、ある時
「もうタチウオ釣ってこないで。」というお達しがありタチウオは封印。
あれから二年以上になります。当時タチウオの鋭い歯にハリスをプツプツと切られて、悔しい思いから色々と自作した仕掛けをごそごそと取り出し、
お持ち帰り目標5本、
沢山釣れたらリリース、
沢山釣れたらリリース、
自作の切れない(はず)仕掛けのお試し
と、妄想しながら早々に出発、6時半集合のはるか前4時には宿に到着しました。
舳側は既に席札が抜かれていましたが他はまだ手付かずだったので、両艫ゲット。
師匠到着を待って、船に乗り込みます。
大正丸は久里浜港入り口を入って一番近いところにあり、宿、船、駐車場、+トイレが至近で便利です。
大正丸は3隻体制でしょうか、この日はタチウオの他マダイ船に仕立船らしい感じでした。タチウオ船が一番小さいかな?でもこの日は片舷4人合計8人で釣り座的には余裕でした。
7時過ぎに河岸を離れて港前に待機、暫くして定刻になり一路観音崎沖へ。
お腹に何か入れながらおしゃべりしているとあっという間についてしまいます。
相変わらず、タチウオ船団は賑わっています。しかも船が密集して期待大。支給されたサバエサを縫い差しにして投入。
出船前に船長が私たちのところに来て「底から5mから15mぐらいシャクッてみて」と釣り方伝授してくれました。
(親切だな)って思いましたが、親切だったのはここまで。別に不親切という訳ではありませんが、大正丸のタチウオ船長は棚指示をしないスタイルのようで、この日釣り場での棚指示は一切なし。底の指示も投入、巻き上げ移動の指示もマイクなしなのでよく聞いていないといけません。
初回投入は指示通り底を取って5m切ってそこから15mゆっくり誘いました。
この日の推進は70m前後、タチウオの釣り方は仕掛けを張って餌を動かすことだそうで、よほど活性が高くないと動かない餌は喰って来ません。それと餌に飛びついたアタリを見逃さないためには仕掛けを張っている必要があり、釣り方としては上へ上へと誘う事が基本になります。
ただ、その誘い方(シャクリ方)は色々あって、そのバリエーションが多い人ほど、またその日その時にマッチした誘い方ができる人が釣果を伸ばすんだそうです。
細かいシャクリは餌が動くかどうかよくわかりませんし、当日の竿がやや柔らかめだったのでシャカシャカやるとアタリが取れなさそうなので、ゆっくり竿を上げて、止め、そこから上げた分だけ道糸を巻きとるといったゆっくり誘いを基本とすることに決めていました。
で、1投目。
棚の上の方で齧られ気配あり。ペースを変えずそのままシャクリ続けますが追っかけてきません。少し仕掛けを落とし直してシャクリますが反応せず。
仕掛けを上げてみると案の定、食い千切られています。餌を付け直して投入。同じように誘っていくと棚上限でやや違和感。そのまま落とし直すとすぐに糸ふけ。ここで竿を思いっきり煽るとグイーンと入りました。少し巻き取り電動オン。無事1匹目をゲットしました。
朝一は時合だったようで、2本針ダブルもありあっという間にお持ち帰り目標5本達成!
だったのですが、その後パタっとあたりが途絶えてしまいました。船団もだんだん散らばっていきます。
暫くして移動、船団と別れて久里浜方向に少し戻り単独行動で再開。
周りはポツリポツリと上がっていましたが、この辺からよく覚えていません。
朝早かったのと、お神酒、タチウオシャクリの重労働が重なり、スリープモードに突入。
ペースダウンしながらも何とかツ抜けしたところで、もうお土産は十分なのでお遊びモード。底で何かいないかなと餌をゆらゆらさせました。
結果3ヒット!
1ヒット目 かなり重く生体反応はありましたが、多分サメ。途中でばれ。
2ヒット目 生体反応なし。上げてみたらグジャグジャの道糸と仕掛け一式。
3ヒット目 これも生体反応なし。途中まであがりましたが、そこから上がりません。
多分海底に漂う網か綱だったんでしょう。それ以上頑張ると竿がダメになる
ので諦めて、スプールフリーにして道糸を舫止めに巻き付けて、船長に頼んで
船移動してもらって船切りしました。結果、仕掛け一式ロスト。
続くお遊びは3年前に作った試作仕掛けの試し釣り。
タチウオ釣り覚えて何度かやっていましたが、タチウオにプチプチと糸切られて悔しい思いして作った針です。
タチウオ針をスプリットリングでスイベルに繋ぎ、スイベルにザイロンで繋ぎます。
ザイロンは防弾チョッキにも使われている超強度の編み糸ですから、タチウオも太刀打ちできないはずです(多分)。それと間にスイベル入れて針の動き、餌の動きを良くしようと考えました。素人なりに良く考えたと思います。
ザイロンで作ったタチウオ針 |
試釣のチェックポイントは2点。1点目は勿論釣れるかどうか、2点目は手前祭りしないかどうかでした。スイベルとリングで繋いでいるので自由度が大きく針が糸と同調せず変な方向に動いて絡んでしまう可能性があります。
結果は、1本ゲット、他に何度か齧りもありました。取り回しも特に問題はありませんでした。アタリの出方については一般的な仕掛けとの比較まではわかりませんが、少なくとも時合的な状況で使えば、数は伸ばせそうな気はします。
そんなこんなで合計11本、午後2時をまわったところで終了、沖上がり。
風が出て来て、帰りはかなり荒れ模様。翌日に掛けて関東は木枯らし一号、この日師匠に一緒したのは正解でした。
満留和さん 土曜日はお付き合い頂きありがとうございました。
返信削除ドラゴン級は出ませんでしたが、なかなかよいサイズでしたね。!(^^)!
それにしても随分と針工夫されていますね。確かに、大型タチウオ
がかかると、ハリスはバシバシ切られます。
12月までタチウオやっていると、多分もっと大型になりますね。
そのころまた行ってみようと思います。※今回ハリス3.5mと
長いの使っていましたが、これは良いかもと思ってしまいました。