2017年6月24日土曜日

根魚仕掛

タコキャップ使った塩イワシ仕掛け

2017/06/17 根魚仕掛 


冷凍庫のイワシの塩漬け、そろそろ出番作ろうかと思いタコキャッップ使った仕掛けを作ってみました。

この仕掛、三陸でマスナタって云う釣りやった時に出会った仕掛け。
冷凍イワシ、塩イワシ餌って餌自体は特エサに近いと思いますが、難点は餌持ちが悪いこと。

この難点を克服するのがタコキャップ使った仕掛けです。


親針、孫針の2段、または親針、子針、孫針の3段仕掛けですが、いずれも親針でイワシの頭を刺して、それをタコキャップ
で保護します。

作り方は色々あるみたいで、ご当地の船長さんに色々教えてもらいましたが、ポイントは親針を遊動にして、イワシのサイズに
アジャストできるようにすること。

  親針をメインのハリスに結びます。結び糸はPE,結びは外掛け。
これで、親針はハリスを自在に動きます。今回ハリスは6号、PEは4号。



ハリスの孫針側にストッパーを入れます。
ストッパーは生ゴムチューブを薄くスライスしたもの。
ハリスをチューブスライスに二度くぐらせて。ハリスをゆっくり絞め込むとハリスは1本線になり、
チューブスライスが団子状になってストッパーになります。
親針には基本魚は掛かりませんのでストッパーの強度は問題になりません。





 孫針を結びます。
今回は根魚狙いなので、ムツ17号。ヒラメ狙いの場合はここから、子針孫針を出して3段にします。







 ハリスの元側にタコキャップを通します。






  タコキャップの頭側にさっきと同じ生ゴムチューブスライスのストッパーを施して完成です。
ストッパーに使うゴムチューブは柔らかい生ゴムチューブがいいみたいです。







親針でイワシの頭を刺し、タコキャップをスライドさせて保護します。
これで、餌抜けが防止できて、さらにお祭り防止にもなります。
とは云っても、使えるかどうかは船の混み具合とか様子みて、船長に相談は当然のマナーですが。

2017年6月23日金曜日

ハチカサゴQuestの旅


美味と謳われしハチを探しに大原へ

2017/06/18 大原 孝栄丸 


PCの内臓ハードディスクが壊れ、往生してました。時期的にはまだまだ使える期間で買い替えるのもちょっと癪。悪あがきで家電量販店のPC自作コーナーで内臓ディスク買ってきて自分で交換してみました。

バックアップを全く取っていなかったので、かーちゃんのPCでマイクロソフトサイトからWINDOWS10をダウンロードしてそれをインストール。幸い交換した内臓ディスクも、一応動作はしてくれてUSB接続してプライベートデータも修復できました。

と、いうことでちょっと遅れての投稿です。

それと、いつもながら今回もカメラ忘れで船での写真は無しです。

それでは、始まり始まり。





ハチカサゴ。
でっかいのが釣れたっていう、まるかつさんのブログ記事を読んで。
ん~、うらやまし。

さらにその後のハチの色んなレシピ読んでたら、釣り心がムラムラ状態に。

そうは言っても、そう簡単に釣れる魚じゃないらしいし、大原港はちょっと遠いのでやや躊躇していたのですが、2日前の金曜日に(やっぱ行こう)と、決断しました。

予約入れて、集合4時、錘は150号,200号両方準備、仕掛は天秤仕掛けを確認。



当日は、1時半に出発して3時半に到着しました。
荷物を降ろして道具の準備をしていると船長到着。
釣り人は6人で、釣り座は右舳。
この日は、風があり結構バッタンバッタン状態で舳席は大変でした。

4時ちょっと過ぎ、人数が揃ったところで出船。海が悪いのでゆっくり進み1時間半ほどかけてポイントに到着。

凪の海なら、往路は仕掛け準備したり、モーニングティーを楽しんだりするところですが、この日は貝のようにじっとしていました。

エンジンスローダウンして「この辺からやってきます。」の船長コールで準備。

仕掛けは長さ1.5mぐらいの3本針仕掛け、スタートは下からピンクタコベイトの頭にシモリ玉入れたムツ20号、中はマシュマロボール赤を付けた同じくムツ20号、上針は秘密兵器のタコキャップ使った塩イワシ専用針親針はヒラメ針、孫針はムツ20号。

餌は下2本は船宿支給のボリューミーなサバ餌。上針は持参塩イワシ。この秘密兵器、威力発揮の期待大だったんですが、塩漬けしたイワシ付けてみたらボリューミーなサバ餌を前にイワシは貧弱感否めません。でも、せっかく準備してきたので先ずは試してみましょう。




投入合図でスタート。水深は150m。
200号ですが糸が結構斜めに入ります。潮が流れているようなので期待も大きいですが、お祭りリスクも大きくなります。投入の遅早を競うより、お祭りを防止するほうが得と途中でブレーキかけながら道糸を立てました。

底に着いたら、錘を底から離してせっせと誘います。
行く前に、錘200号って聞いて起き竿も考えたんですが、横着してたらハチさんにはお目にかかれないような気もしてヤリイカ用の竿にして、手持ち修行覚悟できました。

その甲斐あってか、最初の流しからゴンゴン。
(幸先よし。オニかハチか?)とワクワクしながら巻き上げてきました。

水面で赤いのが見えて、良しっ!と思ったんですが良くみるとユメちゃん。
30cmクラスの立派なサイズで騙されてしまいました。

でも、神様は見てましたね。一生懸命に竿をしゃくって誘いを入れる健気な釣り人を。
次の流しでさらに大きなゴンゴン。
船がピッチングしているので、ドラグ緩めて慎重に上げてくると、中針にナイスサイズのオニカサゴ、下針にユメカサゴ。


取り敢えず、オニは釣れたのであとはハチに会うだけ。気持ちは楽~になりました。

リラックスするといい事ありそうな、なんて思いながら再投入したら、着底すぐにゴンゴン。

回りの方も、巻き巻きしている様子。
あれ~ 入れ食い? なんて喜んだのも束の間。
下品な引きに変わって、上がってきたのはサメ。回りもサメ、サメ。

で、暫くしてまたサメ。
ここで決心して、飾りを全部外して、色気無しの3本針に変更しました。
と、同時に「少し走ります。」とポイント移動。

(多分)更に沖に走って再スタート。
暫くしたらまたゴンゴンって来ました。
が、巻き上げてきたらまた下品な引き。
またサメ? 今日はダメかも、思いながら巻き上げてきたら白っぽい大きなのがユラ~。
何故か、船長が横でタモ持って待機。
「サメでした。」と言いながらハリス手繰ったら!!

船長がタモで掬ってくれたのは、ナイスなメダイ。家帰って計ったら2.5kgありました。

これで、更に気が楽になり、(後はハチ、お願い。出来れば大きいの)。

まあ、これで釣れたら世の中苦労なし、っていうか逆につまらないっていうもんです。
結局、ハチにお目にかかることはできませんでした。

でも、小さいアタリは無視して、200号の錘を上げ下げして頑張ったお蔭で、オニを3匹追加することができました。
3匹中2匹はユメカサゴと一荷でしたから、先に掛かったユメカサゴが仕事してくれたんだと思います。
ただし、このユメカサゴコマセ作戦は、お祭り原因にもなりますから回りの状況や潮加減を考える必要があります。

港について、船長からステッカーもらいました。 ・・v
ハチカサゴ、 釣ってみたいですね~、食べてみたいですね~。
 








道具  竿 がまかつタイドスターヤリイカ 205 リール MAGMAX500 4号     
天秤 弓型40cm  錘 200
  仕掛 ハリス6号 上から5070501.7m3本針 針 ムツ20号
          親子サルカン 中ぐらい
           
餌  サバラージ(支給) イワシ塩漬け、ホタルイカ(持参)

釣果  オニカサゴ 4匹 0.51kg
ユメカサゴ 10匹(リリース5 持ち帰り5)
メダイ  1匹 2.5kg
マサバ  1匹
サメ 2匹

備忘録

・竿は硬めの竿で正解だった。200号って言われて置き竿考えたが、置き竿じゃ多分釣れなかった。
オニカサゴは先ずは誘い。
ユメカサゴコマセは有効。ただしまわりの込み具合、潮の流れ具合に注意。
ホタルイカがよかったかも。


2017年6月4日日曜日

祝開幕真蛸

型ものは早目が吉?

2017/06/04 浦安 吉野屋 

(まるかつさんから添削もらい修正 カットウ× → テンヤ〇)

蛸に行って来ました。

3か月ほど前に冷凍庫に在庫してあったマダコを一気処分に。
タコめしやら、タコキムチやらでタコ三昧したら、またタコ食べたくなりました。
夏タコ始まったらとっとと行こうと。


湾奥の船の真蛸釣りは61日開幕。。
で、開幕早々でかいのが上がってるみたい。


開幕3日目週末土曜の吉野屋は、予想通りの大賑わい。
40人以上集まって二艘出し。二艘目はタチウオ船でした。吉野屋で一番大きな船です。


出船前に千田船長がカットウテンヤの扱い方、餌の付け方、釣り方を一通りレクチャーしてくれます。
一応判っているつもりですが、聞いて確認。


蛸釣りでは、餌の付け方が結構なポイントかも知れません。仕掛け上げの合図で上げたカットウテンヤに
付いてるはずのカニが無くなってるってシーンが結構ありましたから。

それと、カットウテンヤは底を切って誘うこと。
底に付けて誘うと根掛かり仕掛ロストやオマツリが多発します。

それさえ気をつければ、

後は運ですかね?


カニはしっかり結びます

  船宿貸出渋糸ごじゃごじゃさせても大丈夫です


7時をちょっと過ぎたところで出船。
40分ほどで海ほたるの西側に到着。その辺りから開始でした。


開始間もなく顔見たみたいですが、全体的には、まったりムード。

それでもとにかく誘い続けます。

1時間半ぐらい経ったところで、それまでに無かったモターっとした重みがきました。

で、小突いている糸が動かなくなった頃合いで思い切り合わせを入れると、


「乗った~!」


蛸は基本タモ取りをしますので、乗ったと思ったら船長に合図します。

船長横で待機してくれて無事ゲット。

デカかったです。スカリに捕獲した頃合いで船長が再びやってきて計量したら


2.9kg


実はこの蛸、7本足。どっかでやさぐれして1本無くしたらしいです。

無くした1本が付いていたら3kgだったです。^^




よしっ!って気合入れて、目標3杯!って思いましたが、その後は再度マッタリ。
最後まで気配なしで終わりました。

船中も40、もう一つ盛り上がりに欠けるこの日の蛸船でしたが、上がってくる蛸は
戦前想像通り良型が多かったように思います。


お持ち帰りタコは、そのまま冷凍庫に直行させました。

一旦冷凍させると、ヌメリの処理が簡単になるのと、身が柔らかくなり蛸の
滋味をじっくり味わうことができます。


蛸は骨なしで、身の歩留まりはいいですから1杯ですがまた色々愉しめそうです。

それと、道具の後始末もほとんどありませんから、帰ってからがホント楽ですね。



釣子曰く、蛸釣りに八徳あり。
一に、道具要らずの竿要らず。
二に、クーラーは水要らず、氷も要らず。
三に、而してクーラー汚れず。
四に、後始末、先ず冷凍なれば面倒ならず。
五に、軟体にて、その身歩留まり極めて良し。
六に、茹で加減によりて、その美味変幻自在。
七に、タコめし殊更に美味し。
八に、必ずや、また行きたくなるべし。






道具   蛸カットウテンヤ(錘50号)3本持参 (内2本ロスト) 1本船内購入

餌  アカタン アオイソメ(支給) 

釣果  タコ 1匹 2.9kg

(備忘録)
・常連さんは、蛸捕獲袋に大判の洗濯ネットを使ってた。
あれが正解だな。