2016/12/25 大原 孝栄丸
楽しみにしていた23日椿丸アマダイツアーは時化で中止。
日曜はかなり回復しそう。今年も残すところ・・・って考えると、とっても迷いました。
中止になったアマダイは勿論第一候補。アジフライのストックもなくなり「アジ行ってこい」という指令も承っています。
でも、心の中で誰かが、あれ行け、あれ行けって囁くんですよ。
満留和「日曜日、一人ですけど乗れますか?」
女将さん「はい、大丈夫ですよ」
満留和「(念のため)フグですよね。」
女将さん「はい。集合時間は4時45分です。」
時化の前は、ずいぶんと景気が良かった大原のフグ。大釣りの欲望妄想を抱いて行ってきました。
ピンボケ 釣りもへただが写真もヘタ |
朝4時に到着すると孝栄丸の船の前には結構車が並んでいました。世の中はクリスマスですが。
荷物降ろして支度してると、船長が到着。
満留和「昨日はどうだったんですか?」
船長「ん~。アカメは釣れたんだけどね。」 と、やや言葉を濁す感じ。
時化の影響が残っているみたいで、ショウサイフグの数は伸びなかったみたいです。
実は、他船の情報ですが、前日の釣果はかなりの渋々で出ていたので、もしかしてと思ってやって来たらやっぱりという感じ。大釣りの妄想は取敢えず封印しました。
フグにしたのは、大釣り妄想もありましたが、自作カットウを検証したいことや根での釣り方をお勉強したかった事などありましたから、それでも期待は十分でした。
で、本日の作戦、
「根は一本針でガンガン攻めろ」
この日の乗船客は16人、釣り座は船長から左前3番を指示されました。
フグは福(フク)に通じますから、年末年始は人気ですね。
5時過ぎに港を出て、ゆっくりと北上。
風はないんですが、はるか沖の低気圧が寄せてくるうねりがあって、船は結構揺れました。
1時間ほどかけて大東沖に到着。
船長「ここから始めていきます。根が少しあるから気を付けてください。」 で、スタート。水深は20m。
根があるって聞いて、「ロスト上等」の1本針仕掛けにしようかとも思いましたが、まだ真暗でしたから予定どおり夜光オモリつけた2本針でスタートしました。
しばらく誘ってみますが中々アタリが来ませんでしたが、頑張っていると、空が白み始めたころ、やっとゴッって感じで来ました。
初日が出て、取りあえずホッって感じでした。
この場所では、結局2匹止まり。2匹目はガツンと来てくれましたが。
それと、チビタコ。
これもピンボケ へただね~ |
根掛かりしたと思って糸緩めて竿を煽ったり、糸引っ張ったりしていたらノソッと何から付いた感じで外れました。てっきり石でも釣れたと思って上げたら小さいタコが付いていました。
イイダコの大きいのと思いましたが、帰ってからよく見たらマダコの小さいのでした。
次に移動した先はアカメフグ狙いの根でした。
「ロスト上等」1本針に替えて、
ガンガン攻めます!!
って嘘です。
まわりの方が結構いきなり根掛かりしているのみてチビって、少し宙の釣りにしました。
底ついたら即糸巻いて底を切ってそこから誘います。
下限はカットウ針が底に触るところまで。
ただ空合わせするだけではなく、ゆっくり上下させて誘ったり、カワハギみたいに上で誘ってゆっくり下ろして下で掛けるみたいなやり方とか、色々やってみました。
何がよかったかわかりませんが、
アカメ2本釣れました。♪~
しかも、35cm 、30cm の堂々とした体躯。ガツーン♪~
しかも1匹は♂。白子付き。♪~
8時を回った辺りだったでしょうか、移動して大原方面に戻りました。
でも反応が薄かったみたいで、1回流した後また大東沖へ。
前半より陸よりの砂地7mぐらいのところです。
船長から「底べったりだと釣れないかもしれませんよ~」とアナウンス。
なので、宙の釣り続行しました。
バリバリって感じではなかったですが、ポツリポツリとそれなりに乗ってきてくれて。
7匹追加できました。
掛け損ないが結構あって、そいつらが釣れれば倍ぐらいに数は伸びたと思います。
で、色々とまた新たな宿題が出来てしまいました。
また近いうちに行くことになるんでしょうか?
自覚症状のない中毒の進行のような気もします。
港戻ってフグ捌いてるの見てたら、アカメ捌いてくれてる船長から「あ、白子です。」
アカメの旬って今なんですね。知らなかった。
家帰って、早速白子の塩焼き食べました。
極旨でした。
追記 アカメの白子は本当は食べちゃいけないところで、食べるんなら自己責任というご指摘をもらいました。読まれた方へのご注意という事で追記しておきます。(2016/12/28)
道具 竿 浅草釣具オリジナルフグ竿(竿先 外房用)
リール abu orangemax 左ハンドルPE1号
仕掛(上)カワハギ用胴付き仕掛 + フグ食わせ針ハリス5号5cm
仕掛(下)#1 自作 オモリ25号 30号 (夜光、金ピカ、赤)
カットウ ハリス15cm 25cm 2本針
エサ針 タチウオ3/0
エサ針 タチウオ3/0
#2(根用) 自作 オモリ25号 (丸鉛)
カットウ ハリス15cm 1本針
エサ針 タチウオ3/0
エサ針 タチウオ3/0
餌 アオヤギ 2パック(支給) アサリ塩漬け(持ち込み)
釣果 ショウサイフグ 9匹
アカメフグ 2匹 (白子1)
マダコ チビ1杯
アカメフグ 2匹 (白子1)
マダコ チビ1杯
備忘録
自作カットウのこと
作り方の簡便さ、船上での取り回し、釣れ具合を含めてほぼいいんじゃないかと思う。
作り方は自分用に記事アップすることにする。
今回は、仕掛けを2個ロストどちらも夜光で高いやつ。
アカメは根用で作った安い鉛玉の1本針で釣れた。腕が良ければもう2匹ぐらいは釣れていたので、日が昇ってからの根掛かりありの場所はこれで十分かも知れない。
アピールだけなら、夜行玉使わなくてもケミホタルとか色々他にもありそう。
釣り方のこと
今回は、ほぼ終日錘を浮かしての釣りだった。
宙の静止状態でアタリが出た際にそのまま掛けようとすると中々ヒットしない。
仕掛けを下げている途中とか、下げ切ったところで来るアタリは結構ヒットしやすい。
この辺ちょっと課題に残った。
誘い方は、ただ空合わせだけではなく色々バリエーションを持って試してみるのが吉のよう。
餌のこと
今回もアサリを餌針に付けてみたが全く喰わなかった。
餌針にも付けてみたが喰われなかった。
アサリはダメと結論。
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