2019年2月4日月曜日

片貝からヤリイカ釣りへ行って来ました

お初の外房ヤリイカ、満足〜! ^^
2019/02/03 片貝 洋一丸 

片貝沖のヤリイカに行って来ました。

ヤリイカは今年早くも2回目、初釣りの時に釣果はアレでしたがちょっとピンとくるものがあってもう一回試してみたかったのと、今の時期外房豚サバが美味しいらしいのでゲストに2、3本釣れたらいいな、ということで。

外房ヤリイカは、ほぼ全域でシーズンインしたみたいで選択肢は色々あったんですが、交通の便がいいのと、知ってる船宿ということで片貝洋一丸にしました。

と、いっても外房ヤリイカも洋一丸ヤリイカも初体験。どうなるんでしょう。

洋一丸は、イサキやハナダイで何度か遊ばせてもらっていますが、今の時期はヤリイカで船出しているようです。(去年、ハナダイの予約入れようとしたら、イカですって言われて覚えていました。)

前の日、予約の電話入れて色々確認。
投入機の貸し出しはok,人数分軽トラに積んであります。
バッテリー貸し出しok
錘は150号。
集合は4時。     早いです。^^

投入機は、久しぶりにmy投入機に活躍してもらうことに。
バッテリーは最近調子が悪く(上がったかも)借りることに。
仕掛はストック分に、ブランコ8本と直結8本を1組ずつ追加作成しました。

イカは色々小道具が多いので、前日夕方には道具を全部揃えて車に積み込み準備万端。

出発は夜中の1時過ぎ、ゆっくり走って2時半到着したら、まだ右艫しか埋まっていなくて、左艫を取ることができました。
洋一丸の釣り座は先着順で船に直接荷物を置く方式なので、頑張って早く行くなら懐中電灯も持っていった方が無難です。

集合時間4時になると、みなさん船に乗り込み支度を始め、早い人はさっさとキャビンに潜りこみます。因みにこの日の釣り人は10人、大きい船なのでかなりゆったり目でした。
例によってモタモタと支度をして出航時刻4時半になんとか間に合わせてホッとしてたら、仲乗りの大船長から、場所まで1時間半ぐらい掛かりますからキャビン入っててください、と。

洋一丸、船は大きいその割にはキャビンがやや小さいんですが、ここのお客さんはみなさん行儀がいいので遅れて入ってもちゃんと座る場所は空いていました。大船長の言葉使いもは、こっちが恐縮する位丁寧ですし、釣り人もみなさん紳士ですし、ホントいい船だと思いますデス。

出船からちょうど1時間半、空はやっと明るくなり始めた程度で手元はまだちょっと暗い感じでしたが早々に釣り開始です。

久々の出番my投入機


マットや発泡剤は、こんな風に使うと手返しがよくなります

仕掛はブランコ8本。
サバに邪魔されたら、朝一はサバ釣りと割り切ってやるつもりでしたが、意外にもスルスルっと着底。
ただし、着底乗りは無し。
ここから、もっか開発中の誘い(備忘録に書きます)を入れると・・・・、少しあってグイグイってきました。

ところが。 底でテキトーにやって乗って、上げてくる間にサバに乱入されて、お祭り回避のために巻き上げスピードを少し上げたら、結局どっちもいなくなり。

因みに巻き上げスピードは、イカが乗ったら1m/秒ぐらい。今回のダイワのリールなら1杯掛けなら18前後、数が付いたら少しメモリを上げて調整します。サバが乗ったら当然スピード上げますが、今回は釣り座間隔も広く潮も素直だったみたいで、あんまり他所を巻き込むトラブルはなかったのでそれほど神経使わずに済みました。

一投目はスカでしたが、続く2投目、3投目は順調にポチポチ。1杯ずつですが早々に顔を見ることができました。

でかいのがポチポチと

型はいいサイズでアタリははっきり取れますし、大流しの釣りで一流しで2回3回と投入でき、風もなく凪の海でのんびり楽しめるかなと思ってたら、段々にサバ率が上がってきてしまいました。

サバも裏ターゲットに入っていましたが、50cmクラスを含め4本キープしたところで、もう来ないで欲しかったんですけど、もちろんそんな都合良くも行きません。

流し替え直後から終わりまで、サバで下まで落ちていかないサバ流しみたいな事も増えて来て、中盤はかなり大変でした。
そんなこんなの中、サメかハモノか判りませんが、3本目から先、錘まで含めてロストしたところで直結を試してみました。

直結にすると、確かに投入後のサバ層は問題なく通過できるのですが、底でイカが掛かって巻き上げて来る際に再度通貨するサバ層でサバに捕まるとそれがブレーキになって折角掛かったイカが外れてしまいました。
練習のつもりで、バレてもバレても頑張ってみましたが、直結では1杯もあげることができませんでした。

そもそも11cmツノの直結ってありなの?とか巻き上げスピードが少し遅かったのかも?とか色々疑問は残りましたが、結論は私にはやっぱりちょっと無理。直結は今後封印することにしました。

直結を諦めて再度ブランコ仕掛けに戻したんですが、この時道具箱から取り出した仕掛がたまたま6本仕掛け。
最近は基本8本でやってますので、2本少ない分ちょっと頼りない感じもしましたが、これが大正解でした。
これ以降、サバの邪魔がかなり減ってくれました。

冷静に考えると、下のツノにしか乗って来ない状況で8本ツノというのがおバカでした。
今年の釣り初めのイカのブログ備忘録にも、5本で十分って自分で書いてありました。

という訳で、後半になってやっと穏やかにイカ釣りを楽しむことができました。
多点掛けは難しい状況でしたが、1杯掛かってからの底でネチネチ誘い作戦で何度か追い乗りも成功させることができました。




釣果的にも、大鯖ゲットと良型ヤリイカズッシリで大満足でしたが、それ以上に釣り方に対して自分なりに理解が深まった事で久しぶりにチョー満足釣行でした。

帰港後は、例によって宿に移動しラーメンごちそうになりました。
その後、少し遠回りになりましたが東金の道の駅に寄って、野菜とイチゴを買って帰りました。


20杯ちょっとでも大きいのでずっしりお土産になりました


サバは船で頭とお腹始末して持ち帰り。
上のアジのサイズが30cmぐらい、手前のサバは50cm超でした。


道具
竿 がま船タイドスターヤリイカ    リール ダイワシーボーグ500 イカチューン PE4
錘 150号 
仕掛け プラヅノ11cm × 8本 ブランコ 枝間1.2
     幹糸6号 エダス3
釣果
ヤリイカ 21
スルメイカ 1杯 
マサバ  25cm-50cm超 無数(持ち帰り4匹)
アジ  30cm 1匹

(備忘録)
誘いの事
・活性の高い時は着底で乗っているので、先ずは着底乗りをイメージして着底直後の乗りの確認を大事にする。また、着底乗りの確率が高い場合には、底でネチネチやるよりも30mぐらい巻いて落としなおした方が手っ取り早い。 着底乗りは、底で乗っているというより、底に着くちょっと手前(ちょっと上)で乗っているイメージだから。

・着底乗りしなかかったら、底で仕掛を動かして誘う。
 この際の大事な事=秘伝
  釣り雑誌などに、誘い方色々書いてあるが、今時点の結論は、デタラメに動かすのが結構効果的。ちょっと上げて揺すったり、ちょっと下げて揺すったりリズムやパターンではなく、適当にやっているとそのうちに付いてくる。
 この際のポイントは、錘は底に付けないこと。錘を付けるとイカの付きか錘の底立ちか判らず、無駄をやってしまう。
もうひとつのポイントは、とにかく仕掛をこまめに動かすこと。

・何年か前、熱海かろうや丸でイカ釣った時の事。
 船長が満留和の釣り方みて、「イカは適当にやってる方が釣れるよ」って言われて、その時は良く分からなかったが、前回、今回でちょっと判った気がする。

仕掛の事
・今年初めのイカ釣りで自分で今の時期ツノは5本で十分って書いてあったのに・・。
 よく読むヨロシ。
 今回、前半、釣れる状況だったのに伸びなかったのは直接的にはサバの所為だが、ツノ数が多かったせいでサバにつかまりやすかったという、作戦ミスに負う方が大きい。
 次回からは、スタートは必ず5本前後からにする事。
 その後は活性の高い低い、鯖の多い少ないで判断する事。

・中錘。 付けない方がいい。これまでは付けたほうが仕掛を動かしやすいと思っていたが、飽きずに仕掛を動かそうとしたら、やっぱり少しでも軽い方がいい。
釣り方の事
大流しのイカ釣りは、何しろ疲れる。特に巻き上げ時、置き竿はバラシが怖いので大体手持ちで通すが、これを繰り返していると結構腕肩背中に来る。
この巻き上げの際、竿の胴、手元に近い部分をロッドキーパーに乗せて竿先を少し下げ気味にして、テンションをコントロールしながら巻いてくると相当楽になる。


8 件のコメント:

  1. さすが!!
    私も洋一丸のヤリイカ、チェックしておりました。
    でもポイントまで、そんなに走るんだ...。
    それなら車でもう少し北まで行っても良いのかな?
    参考になりましたよ!!

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    1. まるかつさんどうもです。
      船宿でラーメン啜りながらみなさんの話聞いていたら、勝浦は漁場まで近くて30分ぐらいで、大原や小湊の船はそこへ集まる。
      片貝の船は片貝沖、飯岡の船は飯岡沖と言っているけど、場所は同じ場所で結構遠い。(今回も同じ場所に飯岡、片貝終結でした)
      鹿島はアタリハズレがあるけど、いい時は水深60m位の近場浅場で結構釣れる。 だそうです。




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  2. まるわさん コメントの登録の仕方が判らなくなりました。<(_ _)>
    なんか設定がちがうのかなぁ~

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  3. 良いカンジでつれましたね~♪
    やっぱ、テキトーが一番ですかねw
    満足釣行できてよかったです^^v

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    1. あかべーさんどーもです。

      やっと、何か判ったかもレベルですが、本に書いてあるような綺麗にスースーってより、カワハギの小突きみたいなデタラメ揺すりのほうが効果あるように感じました。

      まあ、その場その時で色々なんでしょうけど。

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  4. あらっ、片貝のヤリイカ、勝浦沖でしたか・・・、北のポイントもあるんでしょけどね。
    でも、良い釣りでよかったですね。
    備忘録、参考人になります。
    今シーズンのヤリイカが楽しみです。^^v

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    1. すずきんさん コメありがとうございます。
      書き方悪かったですかね。勝浦沖ではなく飯岡沖でした。
      片貝の船は片貝沖、飯岡の船は飯岡沖っていうらしいですが同じ場所です。
      すずきんさんも、予定してるんですよね。頑張ってくださいませ。

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