2016年11月9日水曜日

小坪から深場五目



凪の海で置き竿で

2016/1/05 小坪 太郎丸



カツオマグロ船が終了して、相模湾もぐっと秋めいて来ました。

今シーズン、カツオは太郎丸でボ。
リベンジは来シーズンまで一旦棚上げにして、深場に切り替わった太郎丸に乗ってきました。

この週末、元々は釣りはお休みの予定だったのですが、鎌倉で何かを洗って来たいと所望される方がいて急遽小坪に行くことにしました。彼の方は小坪からバスで鎌倉へ。結構行き易いみたいです。

予約は、11月に入ってから3日、5日、6日のどこか空いていればと、電話したら意外にも5日なら左艫がまだ空いているということで、5日に決定。
太郎丸は電話した時点で座席が決定しますので、安心システムです。

当日は3時半に家をでて、5時ちょっと前に到着。ほぼ同時におかみさんも到着して受付開始。座席を確認して、船に道具を運びます。直前で四隅取れたので少し空いているかなと思いましたが、いつも通りの定員札止めでした。

今回デビューの玩具を持って来ました。
出そうかどうしようか、迷っていたらお隣さんが同じ物を出してセットし始めたのでこちらもマネしてセットしました。









探見丸~

だいぶ前にマダイ用にと、衝動買いしたのですが使うのはこの日が初めて。
普通の船だと数十m位までの深さしか映せないのですが、太郎丸は特別装置を搭載、深場の底も映るんだとか。

先に使用した感想書いてしまうと、底の確認は出来ますが、魚影はほとんど映りませんでした。深場だからでしょうか?
まあ、あれば便利ですがそれで釣れるという訳ではないみたいです。当たり前ですが。

港を離れて、1時間ほど掛けて洲崎の先沖の瀬に到着。
朝方ちょっと雨が降りましたが、その後は快晴、凪の海でした。
ゆっくり潮回りしてポイント定めて試合開始。初回は230m立ち。
太郎丸では、仕掛け投入は前の方から左右同時に順番に投入します。
長尺の磁石板を無料で貸してもらえるので、ほとんどの方は磁石板に針を並べて投入します。







仕掛はいつも通り8号70cmのエダスに17号ムツ針を付けた10本針。
一番下の針にはシモリ玉とタコベイトを付けてコマセ効果を狙います。

1回目
弱いアタリ。
多分・・・・。
あ、やっぱり。
ということで、ユメカサゴ。喰ったのは一番下のコマセ針でした。

2回目
弱いアタリ。
また?
あ、今度は黒いの。
ということで、ギンメダイ。これも下針。

3回目
ガガッと来ましたよ。
ムツ?キンメ?
でも・・・・
巻き上げてきたら・・・・
ハリスが2本切られ。
多分ムツだったんでしょう。

4回目
ガガッってあたり。
ムツっぽいです。
仕掛けを少し上げて待っているとまたガガッ。
「上げてください」コールで上げてくると残り100m切ったところで、ガガンガガンと竿が叩かれます。
魚の引きにしては・・、と訝っているとアレレ竿先が戻っちゃった。
急いで糸を巻くと錘ごと仕掛けが切られていました。当然魚もロスト。ガガーン!
どうやらサメだったようで、この回はあちこちで被害があったみたいです。

5回目
アタリ~。
キンメ~。 小1匹だけでしたが、取りあえずホッ。




仕掛け回収終えた頃、船長から、もっとゆっくり巻いてと注意されました。
いつもと同じ11速でしたが、ドラグ調整忘れていました。餌取られとかハリス切れとか結構あったのはその所為だったみたいです。暫くぶりだと、どうしてもどこかに手抜かりがあります。私の場合。

6回目
このあたりから300m立ちへ。深くなります。

で、アタリー
ドラグ緩めたおかげでしょうか?
チンメでしたが、ゾロゾロって5枚付きでした。

7回目
アタリー
キンメ~。 1匹でしたが、いい型になりました。

8回目
仕掛けが着底して底を切った途端にガガガガ。
サバです。
でも、どうしようもないです。
下ろす途中でついたサバなら、その時点で上げるべきですが、底まで行ってしまった仕掛けをサバ付きで勝手に上げると大祭になってしまいます。
船長の合図で巻き上げ。巻き巻きスピードもサバだからって早巻きすると却ってまわりに迷惑かけてしまいますので、まわりのスピードに合わせるようにします。
それでもオマツリはします。サバですから。
上がって来た仕掛けにはサバサバサバ。案の定お隣さんと絡み合い。
お隣さんに「スミマセーン」と声かけて、船長に手伝ってもらいながらサバいていくと、お隣さんの仕掛けもサバサバ状態。
お互いサバでした。

9回目
400m立ち。アコウの期待がかかります。
根掛かり覚悟で仕掛けを這わせ気味に流して・・・・、
アタリがないので巻いてまた落として・・・・、
空振り~。

10回目
「これが最後になります。」のアナウンスで順に投入。
410mとのアナウンス、探見丸もほぼそれぐらいの底を映していますが、道糸がどんどん出ていきました。450mぐらいまで。
潮が流れだしたのか、操船の具合かよくわかりませんが、何か期待感いっぱいになりました。
と、アタリ~。
根掛かり覚悟で糸出し~。
と、またゴンゴン。
また糸出しちゃえ。

そろそろいいかな、というところでリールを巻いていきます。
ん! 重たい! やったかな、ってワクワクドキドキ。
(船長、早く、早く)と念じているとやっと「はい、右の方あげてください。」
しばらくして、「左の方あげてください。」
400m以上をゆっくり巻きですから、大分時間がかかりますが、計算通りの赤いお魚なら途中から軽くなってくるはず。
後100m。軽くなって浮いて来い。
後50m。軽くなって~。
でも、願い空しく、上がって来たのはスミヤキ。
スミヤキ。美味しい魚ですから好きですけど、妄想した分ちょっとがっかりで終了。

釣果は、ぼちぼちでしたが、やっぱり深場は楽しいですね。





竿 ゴクインフィニティ170-250
リール シマノ フォースマスター9000 8号900m巻き
電源 持ち込みバッテリー
仕掛け 幹糸16号、20号 枝8号70cm 針 ムツ18号 枝間1.5
     針数10本 捨て糸8号1m
     サルカン 重めのもの
     錘 250号 中錘20号 ヨリトリリング

 餌   サバ短冊10cm長 (船宿支給)
ホタルイカ(赤ムツ船の残り)
       

釣果
キンメ  7匹(小6 中1)
ユメカサゴ 1匹
ギンメダイ 1匹
スミヤキ1匹


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