2016年12月11日日曜日

片貝ハナダイに異変あり !?











目標は未達なれど意外に満足

2016/12/11 片貝 洋一丸 









ちょっと数釣りが恋しくなって、今日は片貝にハナダイに行ってきました。目標20枚。沢山釣れたらゴマ漬けなるものを作ってみようと下心を持って。

 予約したのは洋一丸。去年の春イサキハナダイリレーで師匠と一度乗ったことがありますが、ネットでの情報発信がなく、知る人ぞ知るという感じの宿です。



釣り座は先着順、ちょっと早目に出発して1番乗りで右艫キープ。
集合時間は5時でしたが、4時半には船に明かりが点いて支度開始。5時半を回ったところで釣り人12人を乗せて出発しました。

ハナダイは丁度1年振り、本日は腕をおぎなうために新兵器を持ってきました。
これ、ハナダイ釣りには正解かもしれません。
で、本日の作戦

「探見丸アシストで沢山釣らせて」作戦

洋一丸はアキフィッシュ対応、出船してから探見丸の画面をずっとみてましたが、結構面白かったです。片貝の沖は船が10分走って1m深くなるかどうかぐらいの遠浅で、(へ~そうなんだ)と思ったり、たまに現れる1m超すような魚影の魚種を想像したり。


50分ほどかけてポイントに到着。潮回りしていると探見丸にも次第に魚影がポチポチと現れてきます。
開始の合図は、棚25mから15m。







ハナダイは、棚幅の下から上に向かってコマセを振って、底にいるハナダイを誘い上げて釣るんですが、
探見丸みていると船長のお考えも少しわかるような気がしました。





スタートは水深27mちょっとで、魚影も底すれすれだったので、底2m上から誘い上げる作戦だったんだろうと思います。

で、コマセをみんなで振っていると確かに魚はうわずって浮いてくるのがわかります。
ただし、どこまで上にうわずってくるかは、その場その時で違うみたいです。そして上ずった魚がまた沈んでいってまた浮かんでくる。そんなダイナミックな様子が映し出されました。




で、実釣の方はというと、船中でポツポツ型がでる中、無事スタンダードサイズを先ず1枚ゲット。
どんな魚にも拠らず最初の1枚はいつでもホッとしますね。
途中でグイグイって引いてくる鯛族の引きもいい感じでした。







しばらくしてちょっと違うアタリ。アレかなと思ったらやっぱりアレでした。
ウマズラハギ。でもナイスサイズの。
内臓と血が臭いので、美味しく食べるために桶で血抜きをしました。





またしばらくして、次に来たのは、掛かった瞬間から大きいのがわかるナイスな引き。
ドラグもやや滑って途中何度か止まりました。
上がって来たのは40cmサイズのハナダイ。

抜き上げたのを見てお隣さん「マダイ?」って聞いてきました。
えっ?って思って魚確認したら、 マダイ~♪。






このマダイは針飲み込んでいたので、抜き上げも問題なかったのです。
でも、一日を通して船べりばらしを結構くらいました。

次はチビハナダイ。この子も針を飲んでいて、持ち帰り。

そんなこんなでポロ・・・ポロって感じで最初のマダイを入れて、マダイ・ハナダイで11枚(途中2チビリリース)。

持って行った電動リールが前半戦から動かなくなったり、忙しいコマセ釣りのさ中に仕掛け作ったりで無駄な時間も多少はありましたが、目標の半分で終わってまだまだだなって感じでの試合終了となりました。



洋一丸では下船後、宿に行ってラーメンご馳走になって船代払って釣果報告するのが流れになっています。
宿に行って、みなさんのお話し聞いていたら、釣果は今一だったけど結構マダイが混じったね~なんて話をしてました。

帰りはちょっと遠回りでしたが、東金の道の駅に行って野菜も買って帰り、まだ夕方までには十分時間があるので、魚の後始末を始めてビックリ。

持ち帰り鯛族9枚のうち、ハナダイは4枚残り5枚はマダイでした。♪
リリース2枚のハナダイを数えても6対5。ほぼ半分がマダイってことになります。

今年はちょっと趣向を替えたのでマダイ釣行はあまりできませんでしたが、最後に海からプレゼントされたような気分です。

2.5mの短い仕掛けに大挙して突っ込んでくる片貝沖のマダイ。
海の異変でしょうか?



多分自己最長記録のウマズラ


家に着くまでハナダイだと思っていたのが・・



マダイでした。




マダイ




ハナダイ エラ蓋が赤いのと尾びれの縁が黒くない

ハナダイちっちゃい子




今回釣れた大きいの39cm


マダイです









道具   竿 ダイワ a-grip nerai MH210   リール アルファ SPEEDMICON250 3号巻き
     
天秤 千鳥天秤30cm  ビシ FL60
  仕掛 ハリス2号 2.5m  ハリス15cm 3本針 針 チヌ4号 丸海津13号など          
           
餌  オキアミ(支給) 




釣果  ハナダイ 6匹(リリース2) 
マダイ 5
ウマヅラハギ 1匹 


備忘録
・ハナダイ(厳密にいうと探見丸の魚影からはハナダイかどうかの判別はできないが)は結構移動が激しいような感じがした。ばっと群れが現れたり消えたり、浮いたり沈んだり。
なので、コマセの振り方はこの釣りの大事なポイントだということが改めてわかった。
FLビシ下全閉め、上1/3開けで、緩めにアミコマセを詰める棚幅10mを1m刻みで振ると1回で空に、きつめに詰めると2往復で空になる。ただしきつめに入れた場合にはシャクリの際ちょっと強めに振らないと出ない。

・しゃくり方は、しゃくっている時に喰い込みが出るイメージで少しゆっくり目、エサが動く程度に幅を持たせる。コマセはシャクリの一番上10cmぐらいで出るイメージで
最後振りを加速させる。シャクリ終わったら暫く仕掛けを止めてアタリを待つ。
と、この日はこんな感じでやった。みなさんそんな感じだったのでまあ大体、今の時期はそんな感じかなと思う。
途中置き竿にする方もいて、真似しようかなと思って様子みていたが時期の所為かアタリはでなかったみたい。
置き竿にするなら、ビシの窓の開け方は上を閉めて、下をちょっと開けたほうがいいかも知れない。

・ハナダイはバラシが結構多くて悔しい思いをするイメージがある。今回も船べりバラシが何度かあった。マダイが多かった所為もあるかも知れない。硬い歯の間に引っかかっていただけのイメージ。
今回はクッションゴム使わなかったがその所為だったのか。
ドラグ緩めて一度反転させてから強めに合わせたほうが良かったのか。

・仕掛けは去年作ったのが結構あったので、2組だけ作って、残りは去年の在庫を持っていった。念のため在庫品は仕掛け巻からほどいてドライヤーでクセ取って巻きなおして持って行ったのだが、癖が戻っていなくて使いにくかった。
天秤用の細糸仕掛けは毎回作り直すこと。鮮度が大事。

・支給オキアミ餌は粒が大きいので針はチヌ34号ぐらいが適当か?2号では小さい感じ。
ハリスは2号で問題なかった。

・洋一丸の艫は船電源が見当たらなかった。言えばバッテリ貸してくれたかも知れないが、念のため持っていったバッテリを使った。行き慣れていない船に乗る時は取り敢えず持参したほうが無難。

・電動リール、沖釣り始めましてのころに買ったもの。いきなり動かなくて往生したが、最後の方で思いついて電源リールのコネクタの2穴をペンチの先でグリグリしたら復活した。動作不良の原因の一番はコードとリールの接触不良ってこと思い出して良かった。













5 件のコメント:

  1. 今まで洋一ハナダイでこんなにマダイが混じったのを見た事ないですね。
    来月仕立てがありますが、どうなりますか?
    ゴマ漬けは上手く出来ましたか?

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    1. 船上でも、魚が上がると「マダイか?」「あ、ハナダイだ」なんてくじ引きみたいに盛り上がってました。
      ゴマ漬けはレシピ通り。まんまでもウマウマでしたが、お茶漬けの具とかサラダの具でもいい感じです。
      数がなかったので、あっという間でした。

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  2. 真鯛もハナダイも嬉しい魚ですねー
    楽しそうな釣りです。ハナダイの外道が真鯛o(^-^*)o
    それは豪華な気がします。ハナダイ釣りやってみたいですが
    遠いです(笑)

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    1. きよりんさんどうもです。
      船上で「マダイか?」 「あ、違った」と大騒ぎしている方もいて、
      釣ってる際は???だったんですが。わかっていればもっと面白かった
      と思います。

      きよりんさんの方面からだと、外房は遠いんですね。

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  3. 電動リールの動作不良対策は、釣行前にいつもグリスをコードの方(付けれればリールにも)に付けていくことです。これだけで、通電不良による動作不良は防げますよ。

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