2015年5月19日火曜日

深場の魅力 巨大アブラボウズ BROVOOOO! 





深場の魅力 巨大アブラボウズ BROVOOOO! 

2015年5月17日
船宿 小坪 太郎丸
釣果 キンメ 1 シマガツオ 1   

前日は御用で湘南方面へ行き藤沢で宿泊。夕飯はぶらり歩いて目に留まった中華屋さんに入りましたが、料理の量が半端無く多く満腹以上。お会計済ませてお店出て改めて看板みたら「萬福楼」。あ、なるほどね。

翌朝は小坪港太郎丸へ深場エクササイズに行って来ました。
今回の選択肢は行先に合わせて片瀬から逗子の辺りまで、色々と思案してお願いしたのは小坪太郎丸。

深場はこれで2回目。前回の釣行でアコウダイ提灯行列を目の当たりにしてその魅力が強烈に残りました。
本格参入するかどうかは暫くペンディングですが、ちょうどいい機会ついでの釣行ということで釣果関係なしのお気楽エクササイズにすることにしました。

初めての船で2度目の種目、お気楽というのは語弊がありますが、仕掛けは前回の残り、道具も前回のままということで事前にあれこれ悩むのやめました、という程度の話です。
エサは、冷凍ストックしてあった前回残りの鮭皮とスルメ、それから前日地元スーパーで売っていたサンマ。
仁徳丸の大船長が水温上がってくるとサンマがいい仕事すると言っていました。

朝4時半頃小坪港に到着。
間もなく宿受付が開き、受付済ませて港に荷物移動して準備5時過ぎには船も着き釣り人も全員スタンバイ集合時間5時半を少し回ったところで河岸払いとなりました。

この日は左舷7人右舷6人の13名。私はおかみさん指示で左後ろ2番目です。みなさんの道具を観察するとリールは圧倒的にシマノの9000番。私も同じ。なんかほっとします。




太郎丸の深場はオモリ250号リール糸は8号で800Mぐらい必要です。
仕掛けの針数は5本から10本。全員に船べりマグネット板を貸してくれるのでほとんどの方は船べり投入でした。
仕掛けはみなさんそれぞれ、色々工夫なさっています。
針の飾り付け、サルカンの選択、エダスの長さなど参考になります。

1時間ほどかけて沖の瀬のポイントへ到着。潮廻りして投入指示が出ます。
投入は舳側から左右舷同時に後方に向かって順番に投入していきます。
私は左後ろから二番、順番に投入して自分の番を待つのって、昔お勉強の授業で先制から順番に当てられていった気分を思いださせます。
次は私の番。ドキドキ。
「はい、次」
「エイッ」
無事投入して先ずはホッ。

次の手順は着底取りですが、その間リール糸出しにサミングなどでブレーキをかけてはいけません。(と前回教えていただきました)なのでメカブレーキなどで、糸出し速度はバックラッシュなどしないようちょうどいい具合に調整しておく必要があります。

最初の指示底は350M。着底したら糸ふけ取って底を確認して底を切ります。

そのあとの誘いなどはみなさんそれぞれのようでした。
じっと待つ人。巻き落としで誘いをかける人。この辺からは初心者にはよくわかりませんが、この日は取りあえず巻き落としなんぞを繰り返してみました。練習ですから。

で、釣れても釣れなくても船長の合図で仕掛をあげます。これについても船によって違いがあるので要注意です。太郎丸では魚が掛かっても掛からなくても船長指示で一斉回収です。この日は「先ず右舷の方あげて」その後しばらくして「左舷の方あげて」が手順でした。
これら一連の動作、凪もよくきちんと練習できました。

釣果は期待していなかったのですが、朝の早いうちに間違ってキンメが1枚釣れました。大きいとは言えませんがまあまあの型です。

それからシマガツオ1枚。これ深場釣りでは嫌われ者のようで、この日のお仲間もシマガツオ掛かるとみなさん捨てていましたが、私は以前から食べてみたいお魚リストにこれ入れていましたのでお持ち帰りしました。

で、お土産ゲットし練習を繰り返していた中、
船長が「巻いちゃだめ。伸ばして!」とマイクで叫んでいます。
左舷2番の方、何か掛かったようです。
遠くからははっきりわかりませんが、かなり竿が伸されています。
他の全員が仕掛け回収を終え、その竿先を注目する中、残り数十mといった辺りから竿ががっくんがっくんと竿が入っていきます。かなりの大物の様子。
やがて、ゆらりと姿を現した時、まわりから口々に驚きの声が。
「アブラボだ、アブラボ」
「でけ~」
船長のギャフアシストで揚がってきたのは巨大アブラボウズでした。
遠目で20kgはあるなと思いつつ、そばに行って拝見すると少なくみても30kgはありそうでした。後刻、港着いてから釣り主さんに伺ったらなんと40kg!



狙って釣った訳ではないでしょうから、多少大仕掛けだったとしても針はムツ20号前後だったでしょう。500mの深海からよく揚がってきたものです。
前回のアコウダイ提灯行列に続き今回の巨大アブラボウズといいもの見せてもらいました。

さて、この日の太郎丸はこうして巨大アブラボウズで多いに盛り上がり、沖上がりも延長して船長さんのも頑張っていただいたのですが、船中釣果はというと、キンメ0~2枚(船宿情報)という塩梅でした。
私的には、お祭りは1度だけ、投入~回収までノートラブル、仕掛けのチェックや交換も適当に出来たので、はなまるでした。






P.S.
キンメが喰ったエサはサンマ。宿支給のサバ餌は齧られた痕跡はあった。イカは喰わず。お隣の方タコベイト付けていたが効果があるとは見受けられず。
満留和的妄想方程式
1水温上がる>魚脂(DHA,EPA)集魚効果高まる>サンマエサ効果高まる
2キンメの場合
 泳力弱い&食餌吸い込み型>エダス細いほうが有利&タコベイトは邪魔


DHA,EPAの集魚効果実験したい。

2 件のコメント:

  1. 満留和さん サンマエサ是非試してみてください。
    サンマエサって駿河湾のタチウオでは主流ですし、
    須崎のメダイ船もサンマエサ使います。
    東京湾や外房ではあまり使わないです。確か、
    東京湾のタチウオは禁止だと聞いたことがあり
    ます。ということは…バンバン釣れるってことなん
    でしょうかね~

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  2. 汐留さんコメありがとうございます。
    サンマ餌、おっしゃるとおり駿河湾では主流のようですし、神奈川では禁止。なにやら禁断の香りがします。外房カモシもサンマですし、集魚効果は間違いないと思っています。たまたまだとは思いますが、釣れたキンメはサンマ餌でした。

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