2015年5月25日月曜日

湾フグ 白子シーズンらしいです 

湾フグ 白子シーズンらしいです 

2015年5月24日
船宿 浦安 吉野屋
釣果 ショウサイフグ 5匹 大アジ 1匹   

「今週は1回休みね」と、言われてたのですが・・・。
釣り情報誌に湾フグの記事が出ていました。何でも、白いダイヤと言われるフグの白子、手に入れるなら今がチャンスとか。
船宿釣果情報も厳しい時期に比べればかなり安定して上向いているみたいでした。

「何か、フグがシーズンみたいなんだよね・・・。」と呟いてみたら、
「えっ?釣れる時期なの? じゃ、行ってきなさい。」
やさしい、お言葉に甘えて先週の深海から一転10m未満の超浅場へ。

前の日は、一日肉体労働をやり夕方にはバタンキュー。目が覚めたのが3時、そこから、(湾フグの道具、湾フグの道具)と思い出しィで準備。
湾フグはオモリ10号(約36g)を基本としたカットウ仕掛を使います。腕の立つ方はオモリを軽くしたり、オモリの形や色をコディネートしたりするようです。

5時に宿に着き、席札ボードみたら既に結構抜かれていましたが、右舳が空いていました。駐車案内していたD船長に「フグは場所関係ありますか?」と聞いたら「あんまり関係ないと思います。お好きなとこどうぞ。」と言われ、右舳に座ることにしました。

道具下ろして車を停めて、即受付へ。吉野屋のフグ船はハイシーズンは受付順番も重要になります。受付時に渡される乗船札に受付順番号が書いてあり、2船出しの場合2船目の釣り座優先権はこの番号順となります。それと、帰りにフグを捌いてもらいますが、この順番も受付順になります。

受付のフグ船K船長にあいさつして受け取った乗船札は1番。結局この日の釣り客は全部で16人一艘出しでしたが、帰りはいの一番で帰路に着くことが出来ました。

「カットウの上に喰わせ針付けたほうがいいですか?」と聞いたら、「迷ったら付けてみてください。」といわれたので、カットウ針と食わせ針もお買い上げしました。

7時出船、1時間ほど掛けて大貫沖に到着。今の時期の湾フグはここがメイン会場となります。去年の夏、ヨリフグフィーバーで初参戦した時に比べるとまわりの船の数は大分少ない感じです。また、群が特定の場所に集中しているという状況ではないようで、終日それぞれの船がそれぞれのポイントを探る、という感じでした。

湾フグはこれで2度目、もちろん腕に自信はありませんが、1匹でいいから大きいの掛けて白子ゲットが本日の狙いです。それと、ゼロテンションで待つという釣り方やアタリの出し方など基本動作を学習するというのがもうひとつの課題。
道具は浅草釣具オリジナルフグ竿に湾フグ穂先を付けてリールはスマックに1号巻き。4号のリーダー付けてその先に食わせ針3本とオモリ10号の湾フグカットウを付けます。エサは食わせ針、カットウエサ針ともアルゼンチン赤エビです。

初回投入早々にK船長から「型出ました」コール。期待しましたが、配当なしで移動。湾フグ船はポイントに着くと船首からイカリを下ろして船をポイントに固定させて釣ります。カカリ釣りというらしいですが、一般的な話としては、舳側より艫側の方が移動自由度が上がるので艫側有利らしいです。まあ、フグの場合は腕の方が重要でしょう。

潮廻りしてイカリ下ろして再投入。
例によってタイム釣り(アタリがあっても無くても一定タイミングで小さくするどく合わせてみる釣り方)オンリーですが、アタリどころかエサを齧った痕跡も付きません。

で、作戦変更。竿を動かすのをやめて先ずは餌を齧られることを優先させることにしました。何しろ去年の夏以来のことで、感覚の記憶がほとんどありませんでしたので。
すると、暫くしてガッとアタリがでました。すかさず(の、つもりですがどうでしょう)合わせ入れたら竿先に獲物の感触が。リール巻いて上がって来たのはいい型フグ、食わせ針に掛かってくれました。その後もポツリポツリで10時半ぐらいまでに4匹。チビなしのまずまず型でしたので白子の期待高まりつつ、(今日の目標つ抜け)なんて思ったりしたのですが・・・。

結局、後半は15cm前後のチビさま1匹追加で結局5匹で終了。
船中、見渡せる範囲でいえば同じような食いが渋い状況だったようです。
因みに、船宿情報によると1~19匹。

さて、この日のもうひとつの課題ゼロテンションで待つという技ですが、なんとなくわかったような気がしました。頻繁なタイム釣りを止めたので勢いゼロテンションキープを余儀なくされましたので自分なりに色々と工夫してみて、あっ、なるほどね、というところまでいくことができました。
リール位置を両手で抱え支点にして竿尻を自由にしてやると天秤の原理で竿先のテンションが一定になります。
釣果には結びつきませんでしたが、アタリはかなりわかるようになりました。

そうそう、この日は外道が多彩でした。
私は30cm超の大アジ。7mの浅場でこんなアジがいるんですね。
お隣さんと私の後ろ左舳の方は良型のシリヤケイカ、お隣さんのお隣はなんとこれも良型のマダコ。
シリヤケイカ上がった時、仲乗りしていたD船長が「上げないで~、そのまま待って~」と叫んでタモ持って飛んでいきましたが、時すでに遅し。フグの取り込みイメージで抜き上げ取り込みした瞬間、ブシュー、一面墨だらけになってしまいました。釣ったご本人の顔が一番の被害だったようです。

宿に戻って、フグ捌いてもらいましたが結局白子はありませんでした。残念!


2 件のコメント:

  1. 満留和さん お疲れ様でした。
    フグは、7月位に大洗界隈が絶好調になります。
    その時期に行きましょう。!(^^)!

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  2. 汐留さんコメありがとうございます。
    太平洋のフグご一緒させてくださいませ。
    返事遅くなって申し訳ありませんでした。 m_ _m

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