2014年12月12日金曜日

カモシ -準備編-

釣り馬鹿は 真鯛の夢を捨てきれず カモシなる釣りを探し当てぬ

最近マダイでスカを喰らい過ぎてかなりフラストレーションが溜まっています。
今週末外房勝浦方面への予定に合わせてマダイリサーチをしました。
最近のポピュラーで云えば外房マダイなら、ひとつテンヤということになるのでしょうが、あいにく私には道具がありません。
色々と探して、「おっ、これいいんじゃね」ときめたのがカモシ釣り。

普通のコマセマダイやらせてくれそうな船もあったのですが、ここまで来たら釣果期待せず、思いっきり撃沈するのも趣向かとそれにカモシ釣りは如何にも相応しいと考えました。
もちろん「マダイ?マダイなんて目じゃない。お目当てはヒ・ラ・マ・サ」って海神を油断させその隙にマダイを釣り上げようという下心によるところも大です。

カモシ釣りというのは、サンマのミンチを布袋に詰めて海中へ送り、ミンチを海中に拡散させ匂いを「醸す」というのが名前の由来だそうで、この釣りにしか使わないカモシ袋というものが必要になります。
また、対象となるメインターゲットが海のスプリンターといわれるヒラマサで、針掛かりした際の魚のGを緩和するために遊動天秤というシステムを使います。

入谷にて カモシのことを尋ねゐる 道具を揃え心は沖へ

と、いうことでカモシシステムを誂えに入谷の繁盛釣具屋さんに行って来ました。
年末の売り出し中でみなさん忙しい中、スタッフKさんにカモシのことを聞きました。
このお店のスタッフはみなさん本当に教え上手で売り上手です。
買う道具のことだけではなく、乗る船のことや今のカモシの状況のことなども色々教えてもらいました。


天秤

遊動ライン

錘・カモシ袋ライン

カモシ袋

クッションゴム

組立ると・・


糸を測り針を結ぶ 一結び一結びごと かしこみ願ふ

そして、準備です。
針のチモトは補強したほうがいいらしいので、古くなってカットしたPEラインを廃品利用しました。


チモト編込みハリス12号針ヒラマサ15号


マダイ用のハリスはこれまでも2段テーパーにしていますが、もう少し海中のイメージをしやすくするためにビシマスペックを作ってみました。

シンカーパイプ

7号フロロカーボン糸6mにG3のシンカーパイプ5本を1m間隔でナイロン3号糸で編みつけました。


さて、結果は如何に。

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